カナ視点
草にくすぐられる感覚
身体がふわふわしてる感じ
あれ、私はベットの上で寝てたはずなんだけどな
目を開けて、周りを見てみる。
「……あれ?」
ここ……ドコ?!
家の中にいたよね?なんで外に?!
いや、一夜で家が消える訳でもないし
瞬間移動とか……出来ないしな…
一応頬をつねってみても、痛みは感じる。
はー………なんで??
訳が分からない、なんで私が……
〈ガサッ〉
……嫌な予感
何かに襲われるとか、やだよ…
せめて知ってる人とか居ないかな〜って…
流石にそんな奇跡、ないか。
音のしたほうをよく見てみると…
〈ガァァッ!〉
「やっっだわ!こっち来んな!!」
やっぱりでかいの獣が!クソが!!
あぁぁぁもうっ!!
誰か〜助けて〜神様〜!
なんで一人でトリップしちゃったかな!!?
神様も近くに武器とかあってもいいじゃん!!?
ケチな神様ー!
ほんとに、ヤバい。
いつまで逃げればいいんだ。
道みたいなのを獣と一緒に走って三千里…そこまでじゃないか
あ!街が!!
早く中に……ってでもこいつ連れてだとマズいか
街の周りで声あげてたら気づいてくれるかな
「誰か〜〜!!後ろの獣を!!」
あ〜、声出したら体力がぁ……
こっちはイルカなんだぞ……キュイっ☆
こんな事やってる場合じゃないな。
早く助けてぇ……
「大丈夫ですか?今助けますっ![ファイア]!」
わ、スゴイ…
その魔法?が獣に当たると〈キャウン!〉
っていって獣は何処かに逃げていった。
本当に助かったぁ……
「大丈夫でしたか?ずっと追いかけられてたみたいですけど…」
「え、あぁ…大丈夫でした……」
「良かったぁ……良ければこの街で色々買いますか?」
「いや、私何も持ってないです…」
そう。この世界に飛ばされてから何も持ってないのだ。
「じゃあ、俺が奢りますよ。」
「え、いいんですか?」
「これでも稼いでる方なんですよ〜フフン♪」
ありがたい…本当にありがとう……!
街には色々なお店があった。
服屋だったり、武器屋だったり……
そこで服を選んでると、やっぱりRPGの世界なのか、ローブとか、魔女の帽子とかが多く……
すごいなぁ……怖いわぁ……………
武器も買ってもらえる事に。
んー……あっ!
「すいません、これいくらですか?」
「( ^ω^)おっ、嬢ちゃんお目が高いねぇ でもそれは王都からのものでちと高いんだ…」
どうやらこのスナイパーライフルはざっくりでも一万以上はするらしい。現実よりかは安いんだ…
まあでもそっか…
そして何故か買ってもらってしまった……
太っ腹過ぎるぞ…いい人。
「大体は買えましたかね?」
「はい、ありがとうございます。」
「じゃあ、俺はここで。」
そういえば、この人の名前聞いてなかったな
「最後に名前だけいいですか……?」
「あ、俺の名前?名前は…」
「おーい!チオニキ!!一人行動すんなて!!」
「あはは……流石に終わったのかな…?」
「あの…チオニキって」
「あぁ、俺の名前のタラチオのチオをとって…かな?」
「えーっと、タラチオさん、今回はありがとうございました!」
「貴方も旅、頑張って「タラチオ早く〜!」はいはい…w」
「また会えるときがあったらいいですね」
「そうだね、また。」
人柄が良い人で良かった。
でも……ここからどうするかなぁ〜〜……
知り合いを探すか…?
一人では流石に……さみしい。
あれ、あそこに誰かが追いかけられてる気配が…
「誰か〜!助けて〜〜!!」
あれは……みー?!
はい、作者です。
これは知り合いが主役の物語で、
武器と役割はその人から聞いて作成してます。
でも、二次創作みたいなものになってしまうかな?
実況者とか、歌い手とか、ライバーとか。
今回のタラチオさんみたいな感じで、
出せるタイミングがあったら出す感じで
でも大体私が手掛けさせてもらった方しか出ないかな?タグはつけません。
そんな感じです。
次回、なんでいるの?!
コメント
14件
歌い手!
これめっちゃ楽しみやわ😽😽