💚「みぃーつけたっ♡♡」

💙「なんでここおるん！？」

震えた。なぜ場所がわかったのか。どうやってきたのか…頭に思いつく疑問は止まらなかった。

💚「携帯にGPS仕込んどいて正解やったわ〜」

💚「まぁ、ここで話すのもあれやからホテル行こうや。」

💙「来ないで。。。」

💚「無駄な抵抗やめときや〜」

ぐいっ

無理やりタクシーに押し込む

どうにかして逃げたい。お兄の束縛から。

もう呪縛と言っても過言では無いぐらい。

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

どれほどたったのだろう。

気付かぬ間に寝てしまい、気づいたらベットだった

💚「あ〜こうさん起きたぁ〜♡♡」

💙「こ、ここは…？」

💚「ん〜？ホテル！」

💙「え？」

ﾁｬﾘﾝ

鈴のような音がした。

音がなっていた元を辿ると自分の首だった。

それから状況を把握するのは早かった。

手足にかけられた手錠。お兄に紐が伸びてる首輪。

完全にやられた。

💚「こうさん？もう1回聞くな？」

「今日は誰と会って何を話したん？それから彼氏は俺だけよな？他の男の人に見せてないよな？笑顔。」

💙「お、お兄待って…」

💚「あとあと！知らん人に声掛けられてないよな？」

ダメだ。聞く耳を持たない。

完全に狂気に満ち溢れている。

もう彼氏でもなんでもない。

ただただ怖い人。狂った人。壊れた人。

あの時のお兄はどこいったのだろう

すると自然に涙が溢れてきた。

💙ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

💚「な、なんで泣いてるん？」

💙「お兄が怖い…ｸﾞｽｯ元に戻ってよ…」

💚「何言ってるん？いつも通りやん！」

「だから泣かんとって…」

もう終わった。そう確信した。何がお兄を狂わせたか分からない。

ただ、ひとつだけ分かったことがある。

それは

お兄に合わせて生きていくこと。

自分はお兄の操り人形だ。

もう、感情もいらない。

感情なんて捨てて、ロボットのようにお兄に従って生きていく。

そう決めると、ずっと我慢していたせいか感情を捨てるなんてすぐにできた。

💙「ごめん。なんでもあらへん。」

💚「そっか。ずーっと一緒やで？♡」

💚「帰ろっか？」

💙「うん。」

💚「大好きやで？♡こうさん！♡」

💙「俺も好きやで」

大っ嫌いやで。お兄。

それが感情を捨てたあとでも思ったことだった。

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

いかがでしたか？

みなさんはバットエンド好きですか？

もう私はこういう話大好きッ!!

リクエストお待ちしてます。

それと前回聞いた質問について良ければ答えてくれると嬉しいです。

調べても出てこなくて……すみません(;_;)

ちな、兄組以外のBLがいい人もおけです（リクエスト）

それ専用の新しいお話を開設しようと思うので！

お気軽に〜

それでは*˙︶˙*)ﾉ”