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翌日ーーーーーーーーーーーーー
快斗の教室、そこには、普通にぼっちで座っていた。快斗はインキャなのである。
虎「まーたぼっちか」
快斗「ゔわっ!って、トラゾーかよ…」
虎「相変わらずのうるささw」
快斗「なんでお前きたの?」
虎「次移動教室な事をお知らせするために」
快斗「…まじで?理科だよな?」
虎「実験だってさ」
快斗「だるいって!!」
ぶつぶつ文句を言いながらも行く準備をすぐに整える快斗。
虎「俺先に行っとくね〜」
快斗「ちょ!待てよ!」
虎が教室を出る。
快斗「…あいつほんとになんでこっち来たの?」
一人教室に残された快斗であった。
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秀斗(インターハイ…もうそろそろか〜…嫌だな…)
先生「紫神!」
秀斗「えっ、あ、はい!」
先生「授業には集中しなさい!」
クラスメイト達がくすくすと笑う。そのせいで、みるみる真っ赤になる秀斗。
秀斗(何これ生き地獄じゃん!!)
後ろの冠が秀斗の肩を叩き、
冠「どんまい笑」
と、小声で言ってきた。
秀斗「は、腹立つ〜…」
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ノア(もう放課後か…早くずらかろ。)
モブ1「ノア〜」
ノア「ん?どしたの?」
モブ1「掃除変わってくれない?」
ノア「…良いよ」
モブ1「ありがとう…!」
すぐにその場を去るモブ。教室のはじに行くと、ノアにも聞こえるような声量で言った。
モブ1「言った通りだろ?wあいつ、頼んだらなんでもやってくれるからさ!w」
モブ2「ほんとだねw次からはノアにたのも〜」
ノア(…聞こえてるっての)
モブ3「…あの、大丈夫?黒井さん」
ノア「うん、平気平気!」
モブ3「僕、変わるよ。黒井さんはバレー部のキャプテンでしょ?後輩が待ってるんじゃない?」
ノア「え…良いの?」
モブ3「良いよ良いよ、困った時はお互い様だしね。あの人達は黒井さんに嫉妬してるブスだから!」
と、こちらもモブ1、2に聞こえるように言うモブ3。それを聞いたクラスメイトは一斉にモブ1、2を見た。居心地が悪くなったのか、二人はすぐに教室を出た。
ノア「モブ君…!ありがとう!」
モブ3「良いよ良いよ!早く行かないと、後輩が待ってるよ」
モブ3の目線をたどると、教室の外からクロノアさぁん!と言った声が聞こえてくる。
ノア「恩は返します!」
モブ3「楽しみにしてよーっと!」
合流した後、秀斗が口を開く。
秀斗「あの人良い人ですね…!」
ノア「ね!」
そう言ったノアは、満面の笑みだった。