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忘我 / rchnk

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忘我 / rchnk

1 - 忘我 / rchnk

♥

650

2024年08月14日

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onkn / rchnk

nkさんは受けの時ツンデレだと思ってるけど、

理性ぶっ飛び欲望に正直なnkさんも見たくてこれ書いた。

センシティブ。アホえろ


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


「ひゃー、怖かったね」

「うん…」

心霊スポット終わり。配信を切り、互いにに一息ついた。

帰る支度をして外に出る。小さな灯りの下を歩く。


「ねえ、この後さ泊まりこない?」

「えー、ニキニキの家汚そう」

「うるせー、予定ないんだろ?」

「まあね…わかった泊まる」

「おっけー…、」


あんまり自分から誘いとかはしないものの。

しばらく歩くと別れ道なのでここら辺でお願いしておかないとまずいと思って。

だってしょうがない。このまま家帰って一人で寝ろなんて馬鹿な話。心霊スポット後だぞ。

絶対無理。死んでも無理。

今この夜道を歩くことすら嫌なのに。


「…ねえなんか顔青ざめてるよ?」

「えあ!?あ、ああ…気のせいだよ、」

「ええ…怖いんだけど…大丈夫そ?」

「大丈夫…うん…」

響き渡る突然の低音に肩が震えた。

恐怖の原因は横にいる恋人の声だった。紛らわしい。


「ほんとー?置いてっちゃうよー?笑」

「え、え?」

「いや冗談だよ…本当に大丈夫?」

タイミングが悪すぎる冗談だ。もしかして恐怖に呑まれかけてることに気づいてるのか。

結構ガチトーンで返してしまい、互いに困惑してしまった。


「ほら、手!出して?」

「え、うん、…」

暫く沈黙が続いた後、手を差し出すように促され、疑いもせず手を出した。


「え、っ…え、…?」

「ん?」

差し出した俺の手は恐怖から冷めきって、かなり冷たくなっていた。

その手に温もりが伝わって。

今、手を繋がれ、優しく握られている。


「どう?少しは安心した?」

「ん…」

気付いてるな。これ完全に。

けど大袈裟にからかいはせず、さらっとフォローしてくれている。

年下にリードされる気持ちがなんだか引っかかる。くすぐったいような。

まあ悪くないな、とゆっくりまた歩いた。


「あ、ここ?」

「そう…鍵開けるからちょっと待って 」

家前に着き、サッと鞄から鍵を取り出し、すぐに鍵を開けた。

…が、ドアを開けようとする手が止まった。


「…?、どうしたの?」

「いや…あの…その、」

自分の家とは言えど中は暗いし怖い。

…開けたくない。まじで。


「…ああ、そういうこと」

そう呟いて、俺の止まった手に手を重ねて、ゆっくりドアを開けた。

重ねた手をとって、繋いで。先に電気をつけてもらった後、手を引かれ玄関に二人入った。


鍵を閉めて、玄関で靴を脱いでいると、リビングに入る前に風呂に入ろうと言う話になった。


「ニキニキ俺いつ入ればいい?後?前?」

「え、」

「え?」

そうか。風呂一人か。


え?無理。


「えーっと、んー、…あの、」

「うん、なに?」

「…一緒は…ダメですか…、」

風でも吹いたらかき消されそうな小声で話す。これが限界だった。


「っ、ふ、…笑、いいよ?」

「…ありがと、」

「可愛いー笑」

「っせ…、」

恥と恐怖が混ざった言語化できない感情が込み上げてくるのがわかった。

でも楽しそうに笑う彼を見て、どうでも良くなった。




「…っ、…」


風呂に入って、俺が先に身体を洗い終わって湯船に浸かった。まだ相手が身体を洗っているんだけど…

でけえ…こいつまだ成人して一年とかのはずなんだが。年下のはずなんだが?


あれが俺の身体に挿入ったら…

いやもしかすると挿入らないかもしれない。デカすぎて。

でもあんなので奥突かれたら…?


前、興味本位でエネマグラを買って利用してたら後ろで快感を拾うようになってしまった。

そのまま色々な玩具にも手を出した。

今ではすっかりそれが癖。

まだ致したことはないけれど、初めてで、あんなので突かれたら、

相当気持ちいいだろうな…、


「ん…、ふ、」

考えただけで身体が反応してしまう。俺のは形を保ち始めてて、腹の奥が疼く。

腰が揺れているからか、水が揺れる音がする。

逆らえない欲望。


「…、ニキ?大丈夫?」

「…うん、」

水も滴るいい男ってか。綺麗に整った顔が近付けられて、不意にあだ名じゃない名前で呼ばれて理性が飛びそうになる。


「洗い終わった。一緒に入ってもいい?入るね、ありがとう」

「え、ああ…」

まだ何も言ってない。けどまあ彼らしくていいと思う。俺はそういうノリは嫌いじゃない。


「ふう、っ…温かい…」

湯船に浸かるなり穏やかな表情で寛いでいる。

口から出る吐息までも俺の興奮を煽った。


「…、」

家は家。温泉なわけじゃない。そりゃあ成人男性二人で浸かろうもんならかなり狭い。

今は腕と肩がくっ付いている状況。横並びで前を向いているだけマシだ。

向かい合わせとかだったら終わる。

何とか学生のトラウマ、体育座りでカバーしている。こんなところで使うとは。


「ねえ、こっち向いて?」

「え、え…、!?」

肩をやや強引に掴まれ、グイッと向きを変えられる。反抗なんてできる隙もなかった。


「はは、濡れてるからもう片方の目もよく見えるね…綺麗」

「…っ、!?」

突然の褒め言葉に驚きが隠せない。

頬に手を添えられて、まじまじと見られている。これで恥ずかしくならない奴はいるのだろうか。


「…あつい、」

「熱い?のぼせたかな、上がろっか」

耐えきれなくなってそう零した。

温度そこまで高くないんだけどなあと呟きながら彼は湯船を上がる。

熱いよ。お陰様でな。


「…?、出ないの?」

先に上がって立ち尽くしている彼にそう疑問をぶつけられる。

…形が保たれてて、出れる状況じゃない。

必死に適当なこと考えて落ち着かせようとするも出てくるのはあいつばかりで、落ち着くどころか悪化していた。


「よいしょ…っ、」

「え、え?…え、!?」

そっと下から持ち上げられて湯船を出て脱衣所に寝かせられた。

俺より小柄のはずななのに軽々と持ち上げられてしまって驚愕する。


「…あ、っ…!」

慌てて隠したがもう遅い。完全に目が合った。すぐ逸らしたが、驚いた顔が脳裏に焼き付いている。


「…ふふ、ねえ、これどうしたの…?笑」

ちょん、とソレを指でつつかれ、身体が反応する。


「…なんでも、なんでもない…、」

「ええーほんと?」

「別に、違うから…!」

「いやまだ何も言ってないよ」

「え、あ…」

早とちりした。顔が紅潮するのが、鏡を見なくてもわかる。


「なあに、俺と風呂入ったから?」

「いや、…その、それもあるけど、」

「それもあるけど?なに?」

「…お前の、おっきくて…」

「…ん?」

「突かれたら、気持ちいいんだろうなって…それで、」

もう熱で脳がやられて回らない。本音を口から吐き出した。


「そんなこと考えてこうなっちゃったの?…、変態じゃん…笑」

「っ、ん…」

Sっ気のある言葉に身体がうねる。 段々と子供のような幼い雰囲気から、一人の人を狙う雄の様な雰囲気に変わった。

喉の奥が痛くなるのがわかる。

つつかれた状態が焦れったくて、気持ちだけが急かされていく。



「…いいよ、奥突いてあげる」



「は、ぁ”…ッ、♡ あ”、ん”ん”~ッ…♡」

「気持ちいい?」

「う”ん、っ…♡ きもち…い、♡」

やや強引に手を引かれ、脱衣所の壁に手を着くよう言われた。満足気に後ろから突かれる。

望んだ快楽に従い、理性が飛んでいく。


「…お”ぉ”、ッ…!?♡ は、はう”ッ…♡」

「ん、大丈夫?」

「ん、っ、♡…だいじょーぶ、♡」

突然奥の、その更に奥まで挿入って、汚い喘ぎ声が響く。

心配してくれるものの、腰の動きは止まらない。


「あ、う”ぅ、ッ♡、すき、…すき…っ、♡」

「ん?これ好きなの?」

「あ”ぁ”、~~ッ…!?♡ お”、…♡ 、…」

腰を完全に掴まれた状態で一番奥で突かれる。玩具じゃ味わえない、まだ味わったことの無い感覚に視界が弾ける。


「あ”…ッ、♡ ま、まっ”…て、…♡」

「んー?待たないよ?笑」

「や”…っ、♡、は…、あ”っ…♡」

「んふ、いいよ?我慢しないで?」

「…っ、あ”…ッ、♡ あ”…、いく、いくいく…っ、♡…いく”ッ、♡ 」


「はう…ッ…、♡ はあ、っ…♡」

無我夢中になって喘ぎ、情けなく果てた。腰ががくがくと崩れ、地面に座り込む。


「んふ、どう?気持ちよかった?」

「ん…、♡ これすき…♡ 奥すき、♡」

「奥…?、へえ、女の子じゃん…笑」

甘ったるい声に脳が刺激される。


「ねえ、っ…♡、もっかい…♡」

「ふは、初めてなのに…淫乱だね、笑」

「はやく…っ、♡ 寂しくなっちゃうから、っ…♡ 」

「あー、もう知らないからね?」



「ん…、激しくして、?♡」





「っ、…んえ?」

「あ、おはよ…?こんばんは?まあなんでもいいけど、…身体大丈夫?」

「…痛い、」

「だろうね、笑」


目が覚めると、ぬるま湯が貼られた湯船で二人抱き合って座っていた。

俺が満足するまで付き合った後、片付けしてくれたらしい。それが終わって二人でこの状況になってると説明を聞いた。


「ん、…ありがと、」

「ん?ああ、いいよ、」

優しい。

俺は俺より小さく細いその身体に軽く力を入れて抱きしめ返した。

相手は困惑しながらも俺の頭を優しく撫でてくれた。

彼が年下ということを忘れ、思う存分に甘えた。



恐怖心って言うのは、案外小さくて。

時には恐怖心に縛られることもあるけれど、うえから塗り潰せる。


けどいつかまた思い返してしまう。


それは理解しているけれど、今のこの暖かさを失いたくなくて。


体重を軽く向こうにかけて、


考えるのをやめた。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


最後はなんかいい事書いとく的な方針…?なのかな私は。

書いときゃひとつの物語として成立すると思ってます。適当。

ごめんなさいちょっとごちゃごちゃ…後で修正します。眠いです。

この作品はいかがでしたか?

650

コメント

8

ユーザー

お茶さまぁぁ!!最高です…!!!理性を抑えきれてないニキくん…、最高ですっ!!お茶さまの作品愛してます!!また楽しみにしてます!!

ユーザー

主様の作品めちゃくちゃすきです…!もし良かったらなんですがりちょしろとかいけますかね…

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