34日目
うーん…取り敢えず、絵名の病室に行ってみようかな。
そしてその後絵名と瑞希の病室に行って、まふゆの病室に……うん、そうしよう。
そして皆で今後の事とか、色々話さなくちゃ
話さなきゃ、いけないから。
奏
絵名の病室の扉をノックしようとした時。
中から声が聞こえるのに気付いた。
よく聞けば、その声は絵名と瑞希だった。
何か話している。
扉を開けて、声を掛けようとした時。
衝撃の言葉が聞こえた。
『……!』
私は思わず、声をかけた
『私も見たよ』
2人の視線が私に注目する。
「……え、奏も!?」
「なになに!?どういう事…!?」
2人は混乱しながらも、なんとか頭を整理している。
「……じゃあ、皆まふゆに同じ事を見せられたんだね、?」
「うん…そういう事になるわね」
『でも、何でまふゆは態々……?』
「うーん……何でだろう…」
「……ねぇ、私…今、嫌な夢みたんだけど」
『夢、?』
「…なんの夢見てたの?」
「……ま、まふゆが…リスカしすぎて…生死をさ迷ってた、夢…」
絵名は震えながら言う。
「…それ、正夢にならないよね……?」
『え、こ、怖い……』
病室に暫く沈黙が流れる。
「「『ッ…まふゆ……!!』」」
みんなで一斉に病室を飛び出した。
コメント
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ど、どうなるんだ…?!