深夜2時。組織。 加内。
「、、ふぅ、、」や、、夜勤終了、、。「疲れたぁぁ、、」「お疲れ様、加内幹部」「ん、あ、酒井さん、、お疲れ様です、、」「ハハ、、お疲れの様だな、、早く帰って休め」「ハイ、、」この人は酒井咲久(さかい さく)幹部。少し紺色かかったおかっぱ髪にパッツンな前髪、そして太い眉毛。よく組織で怒鳴り声がしているが、大抵はこの人の怒鳴り声だ。怖い人に見えるが、組織の危険な仕事を誰よりも進んでやる勇敢な人だ、、。年は遊馬さんより一つ上らしい、、。「酒井幹部ももうお帰りですか??」「まぁな、しかし明日も朝早い、、これだから夜勤は嫌なんだ、、」「ハハ、俺もですよ〜」すると、プルプル、プルプル「ん、酒井さん電話」「あ、あぁ、、ん、、うわぁ、、狂唖だ、、もしもし??」酒井さんは眉間に皺を寄せ、電話に出た。「、、え、月城が??」「、、??」
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「遊馬さん!!」「、、??どうした、2人とも」俺と酒井さんは勢いよく遊馬さんの元を走った。「、、昨日の夕方から月城が海岸捜査に行っただろ、、」「あぁ、直帰りでいいと言った」「、、それがついさっき帰って来て、、かなりの大怪我で、、」「、、は??」「、、墻音君曰く、、月橋愛にやられたと」「、、、、」
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狂唖の家。 墻音。
「え、、えぇ、、この家絆創膏すらないよ、、ど、どうしよ、、」狂唖はそう一生あたふたしてた、、無理だろ、、この人に怪我の手当ては、、「、、狂唖さん、全部ただの切り傷なんです、、大怪我なんて言わないでくれます、、」「だって墻音が怪我するなんて滅多に無いじゃん、、え、えぇ、、どうしよ、、」「別に大丈夫ですって、、もう寝ていいですか、、??」「ダメだって!?傷口開くって!!せめて消毒しようぜ、、アルコールアルコール、、」「、、、狂唖さん」「ん??何??」「魅司後木加四六って誰ですか??」「、、へ??」狂唖はそう勢いよく俺の方を向いた。「、、月橋愛に聞かれたんです、そいつと組織に家族を殺されたって、、アンタのことも、知ってました」「、、誰かわかんないや、、月橋愛とは何回か会ったことはあるけど、、そんな組織に対して反抗的な奴じゃなかったし、、」「、、あぁ、、そうですか、、」「寝ようぜ」「え、手当してくれないんですか」「アルコールない、お酒ならあるよ〜」「遠慮しときます、、」、、この人知ってるな、、魅司後木加四六が誰か、、。
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次の日。 組織会議室。 加内。
「それじゃあ、今から緊急会議を始める」そう言い梵専務は手元の資料を机に置いた。
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