いつもの平凡をこれほど羨ましいと
思ったことは無いだろう
何故か消え去ったもう片方のピース
探しても見つからない
笑顔で去ったそれは踏切の先で
何かつぶやいたように見えたが
聞き取れなかったんだ最期の声
どうしてどうして何があった?
どうしてどうして悪いこと
何にも無かったよな?
目を閉ざして過去に戻りたいと叫んだ
するとどうだ 片方のピース
親友まだいる生きている
あの日に戻ってきた
目の前で泣き叫んだ
過去を変えて あの未来を
たどらないように努力する
一生懸命にルートを変え
またあの時間迎えるんだ
またしてもいなくなったもう片方のピース
あれどうしてだろう でも最期の声は
聞き取ることができた”いままでありがとう”
余計悲しくなるじゃないか
そしてまた願う前回よりも過去に戻りたいと
そこで気づいた過去に戻っても身長が変わっていないこと つまり過去に戻っても歳をとるということ。戻れば戻るほど歳をとり、
実際に亡くなる年齢がとても早いことになるということ。
過去に戻って5回目 親友は未来を見て変えられる能力を持っていたことを知った。
自分が欠ける未来がわかるはずなのになんで
それを変えなかったの?
そうしないと君が欠けるからだよ
そうだったのか
もうどちらかが欠けるのは確定なのか
じゃあ自分がいなくなった方が…
その瞬間に親友は未来を変えるだろう
そうするとまた俺が過去に戻る
この無限ループ
いつかピースが揃ったまま未来を迎えられますように。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!