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私「雪菜…?」
目覚めると
雪菜はそこに居ませんでした.
冷や汗が頬を流れる
動悸を急かす 時計の音
カチ.カチ.カチ.カチ.
カーテンの隙間から差し込む
月光に 何故か安心を覚えながら
夢でした.
夢でしたか?
雪菜.雪菜.
どこ
雪菜「大丈夫?」
いつの間にか雪菜がいる
私「…?」
雪菜「うなされてたから、ホットミルク」
微かに湯気が立つホットミルク
暖かさが手に伝わる.
暖かさが喉を通る音が
私の静寂を破る.
私「雪菜」
雪菜「ん?」
私「雪菜は、理不尽を潰すって言ったよね」
雪菜「うん!幸せになりたいもん!」
私「その理不尽を潰すためなら」
「なんでもやる?」
雪菜「うん。」
「なんでもやるよ」
私「人も」
「〇せる?」
雪菜「…え?いや、いやいや!さすがに無理だよ…!」
私「そうよね」
「そうだよね…」
「ごめんね?変な事聞いて。」
雪菜「ううん、ねえ、うなされてたのも…それが原因?」
私「…うん」
雪菜「ごめんね」
私「…うん」
雪菜「…」
「ねよっか!」
私「…うん、おやすみ」
雪菜「おやすみ。」
本当に、夢だったのかなー。