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司類 。
メンヘラ × 屑
︎
司 目線 。
独り 寂しい 部屋 で 時計 の 音 だけ が なる 。
もう … どれくらい 経った だろう か 。
時計 を 見る と もう 12 時 を 回 ってる 。
動く 気力 は ないが 、 リビング に 向か って
ソファ に 転がる 。
思わず ため息 が 出てしまう 。
早く 、 帰 って こない かな ぁ … 。
そんなこと を 思 っていた 時 、
ガチャ 、 と 扉 の 音 が 鳴 った 。
急いで 玄関 に 向かう と そのまま 突 っ込んで いく 。
『 お っと … 。 』
『 大丈夫 かい ? ? 』
類 は 受け止めて くれた 。
彼 の 匂い に 混じ って
女 の 香水 の 匂い が する 。
ま ぁ 後 で 聞こう 、 と 無視 して
「 おかえり 、 今日 は 遅か ったな ! 」
なんて 元気 に 御迎え を する 。
『 あ々 、 今日 も 機械弄り に
没頭 して しま ってね … 。 』
『 気づいたら 11 越してたよ … 。 』
嘘 ばっかり 。
全部 知ってる のに 足掻いて … 。
そこ も 愛らしい 。
けれど … 。 やっぱり 傷 付く 。
「 ふふ 、 じゃあ 、 香水 の 匂い は … 。 」
「 俺 の 気のせい だろう か ? ? 」
勇気 を 出して 聞いて みる 。
いつも の にやけ 顔 が 一瞬 なくなった 。
あ々 、 図星 … か 。
すぐ わかる 。
『 ん ー ? ? なんだい 、
僕 を 疑 っている の かい ? ? 』
「 類 なら 1 から 言わなくても わかる だろう ? ? 」
『 あ っはは 、 やだな ぁ … 。 』
「 俺じゃ 満足 いかなか った ? ? 」
「 それとも … もう 飽きた ? ? 」
「 俺 は 尽くしている のに … 。 」
どんどん 負 の 気持ち が 出てくる 。
こうな ったら 止められない 、
溢れ出た 気持ち を
ボロボロ と 涙 を 流し ながら 話す 。
『 ちょっと … 面倒くさい かな 。 』
「 … え っ ? ? 」
「 なん 、 やだ … 。 俺 の こと 嫌い ? ? 」
『 いつも の 司 くん は 好き だけれど … 。 』
『 今 は … 少し 好めない かな 。 』
「 … どうしたら 、 好き に なってくれる ? ? 」
涙 で ぐし ゃぐし ゃ の 顔 を 見せ ながら
首 を 傾げて 言う 。
『 僕 、 束縛 される のは
あまり 好き じ ゃなくてね 。 』
「 うん … 。 」
『 束縛 、 やめて くれる かい ? ? 』
「 わか った もう しない から … ! ! 」
「 嫌い に ならない で ! ! そば に いて … 。 」
『 ふふ 、 もちろん 。 』
「 ほんと … ? ? 」
『 あ々 、 当たり前 じゃないか 。 』
その 言葉 を 聞いて 安心 する 。
や っぱり 何 されても 好き だな と 思う 。
安心 して 強く 抱き締めた 。
『 あ 、 そう言えば 司 くん 。 』
「 なんだ ? ? 」
『 僕 明日 休み だからさ 、
予定 が なければ 一緒 に 寝ない かい ? ? 』
「 え 、 あ … 。 」
『 あれ 、 嫌だ った かな 。 』
「 そんな こと は ない 、 」
「 ただ … び っくり してな ! 」
『 ふふ 、 確かに … 。
最近 は 中々 時間 が 合わなか った から ね 。 』
「 だな 。 はは 、 嬉しい … 。 」
『 そんな に かい ? ? 』
くすくす と 笑い ながら 言われる 。
「 あ々 ! そんな に 、 だ ! 」
『 そっか 。 僕 も 嬉しい よ 。 』
「 それ は 良か った ! ! 」
『 ところ で … いつ 離れて くれるんだい ? ? 』
「 … あ 。 」
言われて 気付く 。
気付かない もの なんだな 、 これ 。
あたふた しながら とりあえず 謝 って 離れる 。
やばい 、 今 顔 赤い かも … 。
し ゃがみ こんで 急いで 顔 を 隠した 。
『 ふふ っ 、 大丈夫 だよ 。 』
『 少し からか った だけさ 、 ほら おいで 。 』
「 ん 、 ほんと か ? ? 」
『 ほんと だよ 。 』
立ち 上が って 恐る恐る 近付く と
ぐい 、 と 引き 寄せられる 。
「 わ っ 、 」
『 ふふ 、 ぎ ゅ ー ♪ 』
「 なんだ 、 甘えた か ? ? 」
『 え ー 、 だめ かい ? ? 』
「 別 に … 嫌 では ないが … 。 」
『 なら いいじ ゃない か 。 』
「 … 風呂 行くぞ 。 」
『 了解 ♪ 』
類 を 背負い ながら お風呂場 に 向かう 。
「 ぐぬ … 。 類 、 重いぞ … 。 」
『 酷くないかい ! ? 』
『 ほら トレーニング だと 思 って 頑張 って 。 』
「 未来 の スター だからな ! 任せろ 、 ! ! 」
『 流石 司 くん ♪ 』
よいし ょ 、 と 姫抱き する 。
こ っち の 方 が 楽 だな 。
そのまま 少し 歩き 続ける 。
あと 少し … 。
… 着いた !
「 類 、 着いたぞ ! 」
『 んん 、 ありがとう 。 司 くん 。 』
「 あれ 、 元気 が 無い 様 だが どうし … 。 」
… 顔 が 赤い 。
今 から それより 恥ずかしい こと するのに … 。
なんだ この 生き物 、 可愛い 。
『 あんまり 見ない で くれる かい 、 ? ? 』
「 好き 。 」
『 んな っ 、 ! 』
『 ばか ! 』
「 なに ! ? 馬鹿じ ゃないぞ ! ! 」
『 ほんと かな ぁ 。 』
「 ほんと だが ? ? 」
『 たらし だよね 、 君 って 。 』
「 類 よりか は マシ だぞ 。 」
『 … ふふ っ 。 』
「 笑 って 誤魔化すな ! 」
『 あは 、 ごめん ね 。 』
「 … 許す 。 」
『 優しい ね 、 司 くん は 。 』
一旦 〆 。
過激場面 って 需要 ありますかね … 。
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