ふわぐさ….なんだよな
不破が電話に出れなかった理由を悩んで悩んで悩んだ結果。
不破→fw 明那→ak
〈明那視点〉
あれから数日がたった。
あの日、ふわっちが電話に出なかった日の夜。
「風呂入ってた!スマホリビングにあって気づかんかったんやけど、何かあった?」という連絡が来て、「なんでもないよ」と返してから、なんの音沙汰もなくなり、僕らが会うことはなくなった。
別に、期待なんてしてない。会いに来てくれるなんて思ってもないし、LINEも送ってくれたりしないかなとか、そんな期待は抱いてない。
でも、ただ1ついうとしたら、やっぱりあの日の電話には出て欲しかったなあ。
ピーンポーンッ…
これがふわっちだったら、どれだけ良かっただろう。
ガチャッ
「今日も来たよ、早速ヤらせてもらってもいいかな?」
ak「……..はい」
あの幸せな時間が、ずっと続けば良かったのに。
〈不破視点〉
fw「ん゛ー….ッ!はあ…..」
仕事を終え、また夜の街を歩く。
ふと、明那を見つけた場所を見て、今何してるんやろ、なんて考える。
スマホの画面を見ると、明那の名前は下側にあって、「なんでもないよ」とだけかいてある。
でもこの日から明那が来てくれなくなったってことは、きっと何かあったんだろう。
それに気づけなかった俺は、明那の事をきっと傷つけてしまった。
だから、俺は明那に話しかける立場じゃない。そう、近付ける、立場じゃない。
fw「………..」
〈明那視点〉
ak「….いただきます」
次の日の昼。外は暑くて、コンビニに行くのもだるかった。
パクッ..モグモグ….
うん、おいしい。おいしい、のに。
ak「う゛ッ…..」
ダッ…ガタンッガチャッ…
ak「お゛え゛ッ….」
苦しい。もう、俺が俺じゃないみたいだ。
真っ黒だった体が、より一層濃くなっていくようで、痛い。
ak「痛い、痛い、痛い….ッ.」
ガタンッッガチャッジャーッ…
水を浴びても、どれだけ洗っても、染み付いてこびりついて取れない。ずっとずっと、痣みたいに俺の体に残って、痛みが消えない。
ak「う゛あ゛ぁッ….ふわっち…ッ..ふわっちぃッ…..」
綺麗にしてよ。また。俺の事を好きにさせて。
じゃないと、もう俺、きっと耐えられなくなっちゃうから。
ピーンポーンッ….
ak「ッえ…..?」
何も頼んでいないのに急にチャイムがなる。
でも、あのおじさんが来るのはいつも夜で、昼に来たりなんかしない。
キュッ…
シャワーの水をとめて、びしょ濡れの姿のまま、玄関の扉の前に立つ。
ak「……..」
扉を開けたら、また、犯されるだけかもしれない。
それでも今は、どうしても君に会いたくて。
.
.
.
ーーガチャッ
.
fw「明那ッ…..!!!」
.
ak「……….ッえ?」
やっぱり君は、運命の人なのかもしれない。
続く
可哀想なシチュを書くのにハマっているのかもしれない。
コメント
5件
こういう展開好物すぎる…!続き楽しみです✨
続きが早く読みてぇ🥳🥳🥳🥳😋
神すぎる…続き待ってます!!