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いつか君と見る星空に

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いつか君と見る星空に

1 - いつか君と見る星空に

♥

200

2023年07月14日

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注意

付き合う前の凪玲

確認は通していますが誤字、脱字等ありましたら申し訳ありません。

時系列はW杯前日

あやふやなストーリーですがそれでも良い方のみお進み下さい。


_______

辺りは既に真っ暗でポツンと合間合間に立つ電柱が二人を暖かい光で照らしている。

W杯前日、冬に差し掛かる今、あまり夜が老けていないこの時間でも辺りは真っ暗だった。自転車に二人乗りをして道を進んでいるせいで肌寒さが直にくる。玲王の背中に頬を合わせると、くすぐったいのかふふと言う笑い声と共にふざけ混じりの静止の声が掛かった。


何故この時間に自転車に乗り辺りを走って居るのか、それは気まぐれだった。その我儘に玲王が応えた、たったそれだけだった。

「玲王あったかーい。」

「そりゃどーも。つーかなんで今自転車乗ろうとしたんだ?」

玲王がそう問いかけると、ん〜と唸り回答を考える。数秒後、分からないと言うなんともモヤモヤする回答を出し、額を玲王が痛くならない程度にグリグリと擦り付けた。

「ふは!それくすぐってぇんだよ!」

笑いと共に頭を動かしたことで、玲王のサラサラとした髪が靡いて隠れていた寒さで赤くなった頬がチラリと見える。

その姿は凄く可愛らしくて、胸がドキドキと高鳴る気がした。

俺が何故だろうかと考えたせいで2人の会話が途絶え、少しの沈黙が出来てしまった。互いに見るものが無く都会の光のせいで星の1つも見えない真っ暗な星空を眺めている。

「やっぱ都会だとなんも見えねーな…」

「…そーだね。」

適当に相槌を打つと玲王はまた自転車の運転の片手間に星空を眺める。

夜空っていうのは不思議なもので雲も星も何も無い空でも惹かれるものだった。でも玲王は完璧主義だから、どうせ見るならまるで教科書の挿絵のような星空を眺めに行くのだろうな。と考える。

「玲王、W杯優勝したらさ…二人で星見に行かない?」

我ながら唐突なお願いだ。でも、もし叶えてくれるなら、このW杯優勝を目標としたあやふやな関係も少しは延長出来るかなって突然思ってしまった。

「なんだよそのお願い!いいぜ!優勝したら二人で世界一綺麗な星空を見る!」

「うん、絶対ね。」

もしかしたらサッカーの世界一が終わってもまた、俺達が二人でいられるかも知れない。

そうしたらこの先、飽き性な玲王だから同じ星を何回もーとは無いだろうけど他の世界一を見たいし、その間にさっきのドキドキもこの想いの正体も分かったらいいなって、この先玲王と見る星空へ願ってみた。



終わり

_______以下あとがき

お読み下さりありがとうございました!

多分この凪玲は星空を見たあとデートして付き合うだろうし、その後も記念日とかに綺麗な景色眺めに行くしそれをsnsに投稿してはファンの間で話題になってるんだ。

でも付き合ってるのは公表してない。でも普段の言動、匂わせで気づかれてるんですよね。

んで新規のガチ恋を死なせて行ってるんだ、で大分時が経ってからの結婚会見で息の根止めに行くんです。

あー凪玲の世界線に行きたい….


怪文書失礼しました…では

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