文スト
腐向け
何でも許せる方のみ
俺がレジの会計中に給仕を待っていたころ敦がトントンと背中を優しく叩いた
「美味しかったです。本当に御馳走様でした」
敦は笑顔で自分のお腹を撫でるように触る。此奴は美味い食いもんも食ってなかったんだろうな‥こんなにも痩せ細った餓鬼‥見たこともねぇよ‥そうやって、俺はずっと敦の事を見つめた
「ど、どうしましたか?‥模試かして‥あんなにも高価な食べ物を僕が食らいつくしてしまったので‥お金が」
『ちげぇよ!、金の心配なんてするなよ!』俺は此奴の頭を触った。
「そうですか‥あの、僕が働いたら中也さんにその‥食べた分のお金ちゃんと返しますので、!」
『別に返さなくても良いんだぜ、まぁ、でも働いては欲しいけどな』
俺は敦の方へ向けて笑った
「そうですか、頑張って仕事を探しますね!見つかるのか分からないけれど」心配そうに下を向く
『‥それなら良い仕事がある、少し危険だがまぁ受かる確率が高い』
「危険‥‥」
『あと、給料も一般のサラリーマンよりも高いけどな。笑』
「どれぐらいなんですか?」
敦は少しやりたそうな顔をしつつ俺の顔を伺った
『ざっと、年収3000万は軽く超えてるな』
「や、やりたいです!」
敦は目の瞳が金のマーク(¥)にかわるぐらい、お金を欲していた
『そうか‥笑』
俺は笑っていると給仕がやっと着て会計をした
「〇〇万¥です」
『カードで』俺はブラックカードを出し会計を終わらせはやくも外に出る
外に出ると綺麗な満月が雲隠れをしてよく見えなかった。流石に今は敦の異能力「山月記」は発動しない。まぁ、今のうちに目隠しでもさせりゃ‥何とかなるだろ‥満月の月さえ見なけりゃ‥発動しねぇはず‥
そう思ってると敦から異変が起きた
「‥あ”ぁ”」そんな苦しそうな声が聞こえるうちに
はやくも敦の異能力「山月記」が発動し白虎が出現した。
『クソ‥失敗したな‥まぁ良い‥はやく倒せばいい話だ』
白虎が俺に飛びかかろうとすると俺は避け、その獣は道路にあるトラックに当たり、その車が捻り潰されてしまった
『此奴を倒すのも、案外、難しそうだな‥まぁ良い‥1つの準備運動だ‥騒ぐなよ‥猫。』
俺は口角をあげ笑う
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コメント
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続き楽しみにしてます!!