二次創作です。
ご本人様には関係ありません。
某実況者様のお名前をお借りしています。
誤字脱字等あるかもしれませんが、
温かい目で見守ってくだされば幸いです。
尚、ご指摘等は程々に宜しくお願いします。
作っていた出口でコネシマさんと、もう精神的に疲労が溜まっている鬱先生を現世へ送る。
「“みんな”おいで、仕事の時間だよ」
自分の影から大小様々な異界のモノ達が次々とやってくる。
みんな可愛い、可愛い…俺の友達。
「随分と舐めたことをしてくれた子がいるんだぁ…その子にわからせてあげなきゃ!」
ね?と首を傾げると、みんな頷いてくれる。
「じゃあ、行こうか…」
ズズズ…
足元が緩くなり、沼に沈み込むようにどんどん下へ下へと降りていく身体。
目を開くと、落書きのような風景と異界のモノ達。それから高い位置に椅子がひとつ。
彼らの輪の中心にはラピスと、みっどぉが一緒に座り込んでいた。
みっどぉはカタカタと震えていて、前に突き出した手を彷徨わせている。
目は焦点が定まっておらず、状態は悪い。
「なんで、なんでよ…私だって仲間なのに」
彼らの真ん中で傷だらけの体を丸めてブツブツと呟いているラピス。
まだわからないのか…
「俺の仲間に手を出した時点で敵なんだよ」
コツコツ…カタン……
「ここは僕の“家”…みんなは僕の“家族”だからね……」
ただいま、と声をかけて椅子に腰掛ける。
みっどぉを自分の膝の上に座らせてラピスを睥睨する。
「よくも勝手をしてくれたな…」
わなわなと唇を震わせ自分を見上げる哀れな彼女の末路は言うまでもなく悲惨なものであった。悲鳴が絶え間無く木霊していた。
ラピスは呪われた宝石を媒介として現世に現れ、人々に悪さをしていた。
あの時、俺はらっだぁ達にその宝石を探し、それを“封印”するように指示した。
媒介としていた宝石を破壊することは、その者の……すなわちラピスの死を意味する。
だけど、そう簡単に死なせる気は無い。
「一生苦しめ…この深淵で……」
天井から伸びてくる細い糸を掴み、まだどぉ達と一緒にゆっくりと上昇する。
「あ、帰ってきた…!!」
「コンちゃんっ…よかった!!」
「どりみはヘーキか!?」
「うわぁぁんっ、ずびばぜんっ…!!」
「よがっだぁ〜っ!!」
「…ただいま、心配かけてごめんね?」
レウさんがにっこり笑う。
「コンちゃんの“ありがとう”が聞きたいな」
「…みんな、ありがとう……!!」