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【真っ白な部屋】
「ねぇねぇうさぎさん~僕の職場が決まったって本当ですかぁ?」
僕『にわとり』が言った。
「そうらしいよ~?でも、凄いね!その年齢で世界を観察するなんて」
彼女『うさぎさん』が言った。
僕らは人以上であり、神未満の暇をもて余した人外である。
12056万年の時を過ごし、飽きたのか「世界の観察」を職業にしたらしい。
他の職業は無かったのか…?
「でも170年はもう経ってるんですよ?ところで僕の世界ってどれですか~?」
そう言うと別の白部屋に『うさぎさん』が案内してくれた。そしてとある瓶に指を指し
「これらしいよ。私もこのお仕事しているけど、結構大変だよ?」
「えぇ…マジですか?最悪辞めようかなぁ、退職代行使ってw」
そう僕が言うと『うさぎさん』は
「たいしょく…だいこう?にわとりちゃんって時々変な事しゃべるよねぇ…ってあ!!そろそろ経過報告だから!またね!」
『うさぎさん』は焦って別の『白い部屋へ』行った。
「此処が僕の世界かぁ。ふふっ。この世界は救うからね」
真っ白な部屋で薄茶髪の子が、1人、そう言った。