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「女って……?」
斯波さんが慌てたように手を振った。
「ま、またまたオヤジ……朱虎に限ってそんなことはないですって」
「なに言ってやがる、アイツだって満更でもねえって顔してたじゃねぇか。俺ァ似合いの二人だと思ってたぜ。店出た後にお前ェもしきりにそう言ってたじゃねえか」
「ええと……そうでしたっけ……?」
「何の話してるの? お店って何の話?」
出来る限り冷静に言ったつもりなのに、あたしを見た斯波さんが顔を引きつらせた。
「違うんだよ志麻ちゃん。ホントにそんな大した話じゃなくて……」
「それがよ、六本木の店の女が朱虎をやけに気に入ってよォ。飲みに行った時にゃ傍を離れねえでな。それがまたイイ女なんだ、チョイと男好きのする顔でよ」
六本木の店……?
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