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『 来いよ 、 またその玉 叩き割ってやるからさ 』
デンジの嗅覚に鋭い 錆びた匂いが付く 。
その瞬間 彼の体は 空中に浮いていた 。
『 いったっ ⁉️ 』
カンザキの 居合によって 上半身と下半身が切り離されていた 。
それと 同時に 世良は カンザキ を攻撃するように 腰に巻いていた 刀で切りかかろうとしていた 。
『 赤瀬の 仇 …… 取らせて貰います 。』
カンザキの元に 世良が飛びつく頃、
カンザキは 両腕を ハサミに変えて その攻撃を受け流そうとしていた 。
ガキン ‼️ と、 刀と 鋏が擦れ合う
金属音が した 。 2人は鍔迫り合いのようだ 。
この辺は廃墟 。 故に死角が多い場所で
デンジは 自分を繋ごうとしていた 。
『 いってぇなぁ … 俺ン体 … タダ じゃねぇんだぞ … 』
その頃
カンザキが血を辺りに巻き、 血からハサミを生み出して 世良を切り刻もうとしていた。
カンザキは 血から ハサミを生み出すことができる 。 唯一の 能力である 。
辺りは 錆びた匂いが充満していた 。
世良は持っていた刀で そのハサミを受け流して カンザキの首を狙う 。 が、
カンザキは この廃墟 自体に自分の血を染み込ていたので 大きなハサミを 生み出して 廃墟ごと切り刻もうとした。
ガラガラガラ ‼️
と、 廃墟が崩れそうになった時 カンザキは素早く廃墟の上の階に行ってしまい 足場が崩れた世良は下に落ちそうになりました 。
すると、
『 うぉぉぉぉぉぉぉ ‼️ 』
デンジが 走ってきて 世良を抱えました。
『 あっぶねぇなぁ ‼️ 大丈夫か ‼️』
世良
『 馬鹿言え … もう死んだ思てたわ 。 』
デンジがカンザキ を 追うように 世良を背負って上の階に 行ったが 彼女の姿を見ることはできなかった 。
『 あのハサミ女 … どこ行きや… 』
世良
『 危な いっ …… ‼️』
背負われた世良が 後ろからのカンザキの攻撃を防いでいたのです 。
錆びた 廃墟と鉄骨の匂いが 混ざり
まるで 自分たちもが 錆びてしまったよう 。
月明かりが カンザキを 照らしたが、
映るのは反射ではなく … 眼光だった。