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ー第一話「記憶」ー
「...もう朝か、」
静かな部屋の中。緑色のカーテンからは朝の、太陽の光りがさしている。
私は朝野香織(あさのかおり)。今日は高校の入学式。私は中学1年の時までのことを覚えていない。
早く言うと、「記憶喪失」だ。
無理矢理、思い出そうとすると...変な記憶が蘇ってくる。
不意に、聞こえた叫び声。
その刹那、静かな雨の中に響いた轟音。
...そして、そのあとのことを思い出そうとすると...
「...痛っ...?」
後頭部に痛みが走る。
なんでだろう。
私の両親は、事故で亡くなったらしい。
そんなことを考えながら、私は制服に着替える。
受験は、していない。
なぜなら…………………………….
―学校から、誘いがあったんだ。
自分は、何を、したのかは、わからない。
ただ、いい行いもせず、悪い行いもせず、普通に過ごしてきただけ。
なんでだろうか...
ーあとがきー
どうも、星海(せいなまりん)です。
これからもよろしくお願いします。
(あとがき短いな...w)