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私は平成に生まれた女の子。
ママとパパ、私の3人暮しだった。
初めはとても幸せだったと想う…
物心ついた時からパパはいなかったから
パパと遊んだ記憶とか全然ない。
最初は寂しかったし
『何で私にはパパが居ないんだろう』
って思う時もあったから
ママに
「何でリアナにはパパが居ないの?」
ってよく聞いてたらしい。
小学校に入ってパパが居ないことも慣れて
ママにも聞かなくなった。
でもママはキャバ嬢だったから
夜はおばあちゃんと過ごしてた。
ママが出かけた日、私は車の音が聞こえたら
必ず道路側のカーテンを開けて
窓を覗いていた。
その日もいつものように車が止まったので
外を見てみると、車の中で男の人とママが
キスをしてる所を見てしまった。
『ママにも好きな人が出来たんだ 』
独りになった気がした。
でもおばあちゃんはいつも私に優しくしてくれて
毎日一緒に居てくれた。
そんなある日ママが仕事から帰ってきた。
ドタバタ、ドタバタ
『今日はいつもより飲みすぎたのかな?』
と思い眠ろうとした時
「アッ、っン。」
ママの声と男の人のが聞こえていた。
その時小学生ながらもママ達が何してるのか
すぐに分かってしまった。