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「将来の夢。」
ミームになぐさめられた。
そして立ち直った。
そして学校に行くことにした。
最近は休みがちだった。
というのもまあ、
先輩に振られた。
そして傷ついた。
ただそれだけの事で。
他の人はそう思うだろうが、
先輩を思う気持ちが一瞬にして砕けた。
「ごめんなさい」
たったその一言で。
でも好きな人はもう新しい道に行った。
だからもう振られた相手なんてきにしない。
よし!
新しい好きな人つくっちゃうか!
ずっと味のしないガムを噛んでも上手くないしな!!
今度合コンにでも参加しよう。
今から楽しみだ。
てゆうかそろそろ行かないと学校に単位がヤバい。
ちなみにパティシエ専門学校だ
留年すれっすれだ。
さすがに明日からは学校いくか…
密かに考えながら。
そして僕はミームと同じ布団でねた。
朝。
うるさいぐらいのタイマーで目が覚めた。
学校に行ってない時はいつも昼夜逆転だったからか、かなり眠い。
思い体を引きずり落としタイマーをとめる。
よし、とりあえず準備だ!
前夜に用意しといたリュックサックを背負う。
「ミームいってきます。」
ねこに人間の言葉がわかるはずない。
けれど
「にゃああああ」
行ってらっしゃいというように。
僕を送り出すように。
背中を押してくれるように。
がんばって、そうつたえるように。
パティシエになるのを応援してくれてるように。
ミームは元気な鳴き声を届けてくれた。
僕はパティシエになる。
密かに心の中で宣言した。
終始笑顔で僕はドアをかけた。