「 タヒ の う 。」( 一応 タヒ に した方が いいかなって )
そう思った 理由 は 些細な 事 だった 。
高校 の 夏 、 俯きながら廊下を 歩いていると 前から 走ってきた 女の子 に ぶつかった 。
黄 「 わ 、 ご、 ごめんなさい .ᐟ お怪我 は 無いですか 、 ? 」
と 優しく 声を掛けるが
僕 を 睨んで か ら其の儘 黙って 走って行って しまった 。
虐められ始めたのは 次の日 から だった 。
毎日 水を 掛けられたり 蹴られたり 、
どんどん 痣 が 増えていくばかり 。
助けを 求めようと したが その人も 標的になると思うと怖くて出来ない 。
そ ん な ある日 、 一言 呟いた 。
「 死のう 。 」
濮 が 虐められて いるのは 皆 が 知っている 。
濮 が 自 サツ す る と すぐに 犯人 は 分かるはず 。
あいつら を 反省 させられる かもしれない 。
そうと 決まれば すぐに 屋上の階段を 登る 。
黄 「 やっと 自由 だ 。」
なんて ぼそぼそ 呟いていると あっという間に 屋上 に 着いた 。
屋上の柵 に 登る
教室 から 屋上 は よく見える 。
教室から此方 を 見たら 人が 居る と すぐに気づく。
黄 「 どうにかして 気付かせたい 。 」
そんな事 を 考えて居たら
??「 タヒ ぬ の ? 」
と 身に覚えがある 声 が 聞こえた 。
後ろを 振り返ると 中学 まで 仲が 良かった 親友の
ころん 裙 が 居た 。
「 ころちゃん?! 」と 驚くが すぐに 冷静 に なり 今の状況を 説明する 。
黄 「濮 は 虐められてるから 、 止めても 辞めないですよ 、 」
青 「… 止めないよ 。 るぅとくん が 決めたこと なら 。 」
この 場面 で 止めないのは 珍しい 。
まぁ そっちの 方が 好都合 だ 。
と 思っているのに 何故か 柵 から 降りていた 。
青 「 やっぱ 怖いんでしょ 笑 」
黄 「 うるさい 。 」
青 「 くふ 、 」
黄 「 相変わらず 変な 笑い方 。 」
話していると 自然と 笑顔 に なった 。
「 もう少し 生きてみよう 。 」
そう思えた
𝑒𝑛𝑑
コメント
3件
心にキュッと来る感じが最高です✨