br×sm 看病
・brsm付き合ってる設定
・ほのぼの
br「げほッ、ごほッッ…」
br「ん”ん”…」
…こりゃ、完全に風邪ひいたなぁ…
朝起きると、感じたことのないだるさと頭の中で鈍器が振り回されているような感覚。
調べてみると、どうやら僕は風邪をひいたらしい。
体調を崩したことなんてここ最近全くなかったため、まさか風邪をひくとは…
……どうしようか、
br(この状態じゃ、動ける気もしないしな…)
……あ、そうだ!
br(スマさんに連絡すれば…!)
そう思った僕は、すぐさまスマホを開いて、“スマイル”と書かれた連絡先をタップする。
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ぶるーく「すまいる」既読 10:27
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わ、既読早…w
……暇なのかな((
少し待っていると、すぐにスマイルから返信が返ってきた。
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スマイル「何」
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相変わらず冷たいなぁ…とか思いつつも、僕は要件をスマイルに伝える。
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ぶるーく「きて」既読 10:30
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そこから先の返信はなかった。
だけどまぁツンデレなスマさんのことだし、たぶん来てくれるでしょ!
そんな風に期待しながら、僕は再び眠りについた。
「___く」
sm「Broooock、起きろ」
次に目を覚ましたのは、スマさんが僕を起こしに来てくれた時だった。
br「スマさんっ…!!✨️
…げほっ、ごほっ…」
sm「あんま喋んなよ…、…あと、これ。」
スマイルは照れ隠しなのか、コンビニのものであろうレジ袋を僕の顔の目の前に突き出してきた。
sm「さっきも起こしに来たんだけど起きなかったから。それに風邪ひいてそうだったし…近くのコンビニで買ってきた。食べられそうか?」
br「…!!✨️」
やっぱ僕の彼女神…!!
…でも、あんまり食欲ないかもな…
br「…(フルフル」
sm「…そ、
…でも、何かしらは食っといた方がいいと思うけど…」
そう言うとスマイルは少しばかり考える仕草を見せる。
br「…?」
なんだろ…、
しばらくして、スマイルは僕から目を逸らしながら口を開いた。
sm「……あーん、する…、?//」
br「!?!?!?」
えなにこの子。可愛い。襲いたい((
スマイルは相変わらず目を逸らしたまま、顔を赤らめて返答を待っている。
sm「…嫌、なら…別にいいんだけど…、」
br「(ブンッブンッ」
僕は首をぶんぶんと振り、否定の意をスマイルに伝えようとする。
sm「ふーん…、//」
そう言うと、スマイルは袋をがさごそと漁ってゼリーのようなものを取り出し、スプーンとってくるからちょっと待ってて、と言って部屋を出ていった。
br「ん”…(ゲホッゴホッ」
喉痛いよぉ…(泣
早くスマさん来てくれないかなぁ…
ガチャ
br「!」
sm「…ん、//」
スマさんは心なしかさっきよりも赤く染まった顔を背けながら、ベッドの近くにちょこんと座った。
…え、この動作だけでも可愛すぎるんですけど((
スマさんは少し手こずりながらもゼリーをスプーンですくい、僕の口の近くまで持ってくる。
sm「……あー、ん…///」
br「✨️(パクッ」
……今まで食べたゼリーの中でいちばん美味しいかも。
やっぱスマイルの力って偉大だなぁ…
sm「……美味しい、?//」
br「(コクッコクッ」
スマさんからそんなことを聞かれたので、思わず僕は縦に大きく頷く。
するとスマさんはまた顔を赤らめ、
sm「…あっ、そ…///」
と小さく呟いた。
何僕の彼女可愛すぎない???ほんとに襲いたいんだけど???((
sm「…じゃ、なんか他に必要なものとか取ってくるから…ちょっと待ってろよ、」
br「…ぇ、」
実を言うとさっきスプーンを取ってくると言ってスマイルが居なくなった時にも、だいぶ不安で潰れそうだった。
2回目とか無理なんですけどッッ!?
スマさんは僕の心の叫びもいざ知らず、すくっと立ち上がってドアに向かって歩いていこうとする。
僕はとっさに、スマさんの服の裾を掴んでいた。
sm「…Broooock?」
br「…や”だ、(泣」
喉の痛みで声は掠れて小さかったけれど、それは確かにスマイルの耳に届いたようで。
sm「ちょ、おい…泣くなって、!」
唐突に泣き出した僕を心配したのか、スマさんは慌てて僕に近寄る。
僕はすかさずスマさんの手を取り、ベッドに連れ込む。
……移っちゃったらごめんなんだけどね…()
sm「んなッッ…///ぶ、ぶるーく…、?//」
br「ぃ”っしょに、いて”…?(涙目」
出せる限りの声を出して、僕はスマさんに訴えかける。
スマさんはさっきとは比にならないぐらいに顔を真っ赤にして、僕のことを見つめる。
sm「…わーったよ、///」
そう言い、スマさんはやれやれ、とでも言うように僕の布団に潜り込む。
___ギュッ
br「!?//」
スマさんが布団に潜ったかと思うと、急に抱きついてきた。
br「すま”さ…、?//」
sm「…別に、//俺も疲れてるから…寝ようと思っただけだし…///」
スマイルは僕の体に顔を押し付けていて表情は読み取れなかったけれど、声色から照れているのは丸分かりだった。
br(スマさん…あったかいな…//)
まさかスマさんからハグされるとは…
sm「…//」
当の本人は僕の体に顔を埋めたまま、1ミリも動こうとしない。
可愛い…僕の彼女可愛すぎるよッッ…!!(
僕がそろそろ寝ようかと思い、スマイルにおやすみ、と声をかけると、
sm「……おやすみ、//」
布団の中からはまだ少し照れたスマイルの声が聞こえた。
br(スマさんの温もり感じながら寝れるって…)
……僕幸せすぎないか??()
…と、頭の中で軽口を叩いていると、下から小さく寝息が聞こえてきた。
sm「すぅ……すぅ……」
…寝るの早、w
___チュッ
br(おやすみ、スマイル…)
スマイルの寝息と窓から聞こえる小鳥のさえずりを聞きながら、僕はゆっくりと眠りに落ちた。
おまけ
br「治ったよぉ〜!!」
sm「…よかったな、」
br「…にしても、スマさんがあん時ほんとに来てくれるとは思ってなかったなぁ…」
sm「はぁ…?」
br「スマさんはなんで来てくれたの〜?」
sm「え……いや…//」
sm「……お前の彼女、だし…?//
それに、………好き、だから……////」
sm「わざわざ言わせんなよ…///」
br「……」
br「スマさん今日の夜空いてる?」
sm「空いてないッッ!!////」
おわり
書くの楽しすぎませんかこれ((
私の推しcpはスマブラと白夜なので…、
ていうかほぼほぼsmさん右だと思います、ごめんなさい()
brさんってsmさんのことなんて言ってるんだろ…?
スマさん…?スマイルって呼んでる時もありますよね…、
……わからん()
ではでは、次回もお楽しみに〜!