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一加一欠とは

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2022年09月28日

神の祝福と呼ばれる人類史最大の事件が起きた世界
処刑塵帝と呼ばれる巨大な組織の暗殺者として暮らしている白髪の中世的な見た目をした少年"不知火夜月"彼が暗殺した男のボディーガード"カレン・シャルロット"と出会った所から物語は始まる

#オリジナル#オリジナルストーリー#オリジナルキャラ#ファンタジー#異世界#一次創作
りんご

りんご

そしてちょうど闘技場に入ったタイミングで

「第六回戦第六位席"レミリア・リサイリル"挑戦者"ユリウス・サルト"闘技場へ」

「ピッタリね!行ってくるわ!」

「がんばってね〜」

「死なないようになー」

「バッか!私がそう簡単に死ぬわけないでしょ!」

そろそろ一加一欠も終わりか、ていうか八人同時に仕掛けられるなんて事今まであったのか?とぐだらない事を考えていると

「そういえばいうのを忘れていました、アナタが受けてる仕事はぜーんぶ私が責任持って引き継ぎますから安心してくださいね?」

早くもユリウスが挑発していた

「あら、アナタのギフトはあの世からこっちに干渉できる能力なの?それは凄いわね」

「……そんなの挑発にもなりませんよ」

「構え…開始ッ」

先制はレミリア俺から見れば最早舐めているとも言い換えることができるほど手加減を加えている「はっ!危ない危ない」

それを避け一瞬の油断を突かれ

ズチャッッ

「あっ力加減間違えちゃった❤︎」

「がぁぁああああぁああ」

肘からの蹴りによって左腕が切断された

「がぁぁぁぁぁぁぁぁああああぁぁあわあぁぁぁぁあぁあああああいたぁくそっ!畜生!」

この部屋全体に響き渡る悲鳴

「ぐぅぁぁあぅぅぅ」

「おっ、おい!待て!ちょっと待て!」

「待たないわよ?」

倒れているユリウスの右腕を踏みつけ徐々に力が加えられていく

「お願いだ!やめてくれ!」

その言葉を聞き右腕を踏みつけていた足を上げニコっと笑顔を向けた

「バカが!!」

ビシャッ

地にはユリウスでは無く右肩から左足にかけて深く切られたレミリアが居た

「はっ!はぁー↑ほぉぉう↑殺ってやったぜ!」

「腐れアマが!」

バシッバシッバシッ

倒れているレミリアに向けて蹴りが連続で入れられる

バシッ バシ

「あ?」

ユリウスの蹴りをレミリアの右手が掴んでいた

「ぐわぁあぁぁ!」

鋭い爪を立て突き刺し吸血鬼族(ラキュラ)特有の技能吸血によって血が吸われみるみる内に足が青くなっていき枯れた枝のようになっていき

反対にレミリアの傷は塞がっていた

「よっと」

跳ね上がり当然のように肩の土埃を払っている

「くそっ!ならばもう一度!食らえ!」

ギィィイイイン

先程と同じ技だが次は右の人差し指の爪で受け止められた

「な、なんでさっきは効いたのに…」

「ん?さっきのもぜーんぜん効いてないわよ❤︎」

「ありえない!実際お前は切られたんだ!」

「アレはね!アナタの剣に合わせて自分で切り裂いたのこの爪で」

そう言ってさっき剣を受けた傷ひとつない綺麗な爪を見せる

「な、…なんで…そぉんなこと…を?」

「自分が優位に立立てると思ってる人を絶望に叩き落とした時の顔が好きなんだもの、ほら今のアナタの表情〜//」

「ははっ、負けだよ負け負け降参俺の負け戦意はもうありませ〜ん」

「さっきから何言ってるの?」

「え?」

「一加一欠の意味を考えてみなさいな……一人が加わって一人が欠ける。

いるのよね〜命をかけるってのを冗談だと思ってる奴…第一アンタの前に五人戦ってたじゃない」「それは…アイツらが最後まで降参せずに戦ったから…だろ?」

「それにアナタ私に挑んできた時の威勢はどうしたのかしら?」

ようやく現実に気がついたのか先程の舐めた態度と打って変わって必死に降参している

「おっ!お願いだ!許してくれ!頼む!なんでもする!」

汗.血.涙.を流しまだ残っている右腕でレミリアの足を掴み懇願するユリウス

「ふふっ」

その懇願に対し優しい笑顔をしながら

「ダメよ?」

答えた…なんの慈悲もなく期待させてから落胆させた、そしてユリウスは縋るように叫んだ

「誰でもいい助けてくれぇぇえ!!他の八星ノ王達ならコイツを止めれらるだろぉぉお!俺はこんなところで死ぬような玉じゃない!!」

「うふふふふふ、アハハハハハハハ良いわ!良いわ!その感情剥き出しの叫び声!最高よ!」

助けが来ないことが分かると闘技場に一番近い位置にいた俺とイェルに助けを求めるような目を向ける

「た、頼むよ…助けてくれ…俺達は同じ組織に属する仲間だろぉぉ?」

「お前…今までの奴らのボスじゃないのか?ベルモンドもルイも園歳もライアもガミキも最後までプライドは捨てなかったぞ?」

「どうでもいぃ!あんな奴ら!頼むから!助けてくれ!このイカれ女を止めてくれぇぇ!」

「僕も君の事はどうでもいいかなー」

俺は気がつくと一加一欠中は部外者は入ってはならない闘技場に入っていた

「た、助けてくれるの…か…?なら…早くしてくれ出血が酷いんだ…今色々して延命はしているがもう持たない…」

「同じ組織のよしみだ、コレを使って自分で死ね、レミリアに殺されるのは辛いぞ」

俺は腰から一本のナイフを取り出し差し出した「コイツは殺し専用に作ってもらった物だ、これなら楽に死ねる」

「嫌だ…嫌だ嫌だ!」

「せめて最後の最後くらいはプライドを守れ!挑んだ時点で相当な理由がない限りどちらかは死ぬんだ、それが今回は弱かったのがお前ってだけだ諦めろ」

「金なら出す!へへっある方法でよたんまりあるんだ!だから!頼むからこのクソアマを殺して騙されてくれ!」

「あら酷い」

なぜコイツは一加一欠なんてしようと思ったのか…

「死ぬ覚悟もないくせに挑むなクソ野郎」俺はそれだけ言い床に突き刺してあるナイフを引き抜き腰に戻した

「嫌だ嫌だ嫌だ!クソが!死ね!テメェー死ね!テメェーが相手なら殺せたんだ!他の知恵遅れの八星共も死ね死ね死ね!お前らが死ねぇぇ」

「よく動く舌ね…」

振り返るとレミリアの周りに黒い死神が舞っているような真っ黒な覇気が見えた…キレてる時の奴だ…

「黙らせるにはコレを千切ればいいのかしらね…」

口に無理矢理指を突っ込み舌を捻っていく

「ごががごぉごぉぉお!がぼっ!!」

ヂュギリ

「はーい取れた❤︎でもばっちぃわね」

ベチャッ引きちぎられた舌が床に落ち血が滴る

「ごぼぉぼぼぉ」

ユリウスの口から大量の血液が吐き出される

「ごぽぉごぽぉ、はほ…む…こしてくれ」

「やだ♡」

ズチャッ

「目の暖かさって絶妙に気持ち悪くて慣れないわね」

「ごぉぉぉおぼぉぉおおぉうぅぅう」

ゴキッッグチュゴギンブチッ

左足が力で無理やり捩じ切られた

「おぉぉぁたおあぁぁぁあややあやぁぁぁあぁぁぁぁあああああああぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁあがぁぁこぉだあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぉあぉおおおおおぉあぉお」

「あっ!そうだ次はこんなお馬鹿な事悪いことを考える脳みそを見てみましょう!」

周りを見ると殺しは慣れている組織の者も目を逸らし中には吐いている奴もいた。

カレンは震えた目をし涙を浮かべ両手で口を塞ぎ肩で息をしていてそんなカレンの背中をメアがさすっている…

こういう物に慣れさせるべきか…いやここで変なトラウマを抱える可能性もある…だが拷問もできないってのは不味いし…俺の脳内でグルグルと考えが巡り結論が出た

「レミリアもういい」

「えぇ??もうダメなのぉ?まだまだ遊べるのにヘヘヘ//」

「あぁ、周りを見ろこれ以上は辞めとけ」

「まわ…り…」

「そう…ね、ありがとう冷静じゃなかったわ」「いやいいんだ、それより早く殺せ」「D'accordo♡(了解)」

親指の腹を噛み一滴の血をユリウスにかけると…爆発し肉や血が飛び散り消滅した

「うわぁ、服が血だらけじゃない…」

「勝者"レミリア・リサイリル」

第六回戦が終わり俺とレミリアは闘技場から降りようとしていた

「お二人殿…いや八星ノ王の方達よ」

その声の主は次こいしと戦うはずの男タツだった

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一加一欠の終わり

2022年10月13日

29

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