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腐ルーロック
注意
黒玲
キス描写あり。
2次選考(國神くん脱落後)
似たような作品があっても、決して真似はしておりません!
私得
全然いーよ!って方はお進みください。
では、楽しんでください!(楽しめるか?)
「めんどくさいよ、玲王。もう知らない。」
軽い気持ちでいったであろう言葉が今でも俺の胸にささる。
、、、、ごめん。凪。俺が弱くてごめん。ごめん、、、、、
「、、ぉ」
ん、誰か呼んでる?
「、れお」
この声は、、
「れお」
「わッッ、黒名。、、ずっと起こしてくれてたのか?ありがとな!」
そういうと、黒名は嬉しそうな顔をしながら俺の肩に顔をこすりつけてくる。
それがとてつもなくかわいい。
憩いの時間を心と体に噛み締めていると、黒名が口を開いた。
「れお。」
いつもの可愛らしい黒名からは出ない、落ち着いていて、どこか安心する声だった。
「無理にとは言わないけど、、なんか悩んでるんだったら話してほしい。ちょっとは楽になるかも。」
正直、全部話してしまいたい。でも、話したくない。いや矛盾しすぎだろ、俺。
「ありがとな!黒名。でも、大丈夫だ!」
「、、、そうか」
納得がいってなさそうな声の返事が帰ってきたが、はぐらかすようにして食堂にさそう。
。食堂
「れお、水取り行ってくる。」
「おう!」
普段より遅めに来てしまったが、まだ人がはたくさん居るようで安心する。
無意識にどこかに居ないかなと凪を探してしまう自分がいる。
「はー、、」
「おっと、随分とでかいため息やな。w」
「え”っ」
おどろいて振り向くと、烏と乙夜と雪宮がいた。
「玲王くん、おはよう」
雪宮の紳士な挨拶が耳に入ってくる。さすがモデル。
「はよ。で、何しに来たんだ?」
「あっちに凪誠士郎居たよ~って伝えにきただけ。」
「そうや。悩んでる途中邪魔して悪かったなぁ」
「じゃ、お互い頑張ろうね」
雪宮に手を振られるが、どうすることもできなかった。
そうか、もう広まっているのか。
あいつらなりに気を遣ってくれたのかもしれない。
そう思っていたところ、黒名が戻ってきた。
「はい、れお。水。」
「えっ、俺のも持ってきてくれたのか?」
「当たりまえ。当たりまえ。」
そういって、普段の愛らしい姿を見せる黒名は、俺の救いだ。
黒名目線
「ふぁ〜、、」
なんでだか、今日は早めに目が覚めた。もちろん起きてる人もちょっとはいた。
隣を見ると、れおは寝ている。
(きれいな顔だな)
おれは、れおのことが好きだ。一緒のチームになって、おれのことを気にかけてくれるところとか、誰に対しても平等なところとか、かわいいところとか。
早く起きたが、動くのがめんどくさいから、れおの寝顔を見てることにした。
れおは、感情を隠すクセがある。
まだ、短期間しか一緒にいないが、これはおれでもわかったことだ。
まぁ、大体はわかっている。
凪誠士郎だっけ、、、、天才コンビが破局した、とおれのところにも回ってきた。
「ん~、、、いつになったら話してくれる?、、れお。」
そう口に出した。
「う”っ、、、、、な、ぎ、、、、、」
おれの目線の先、、、レオの方から声が聞こえた。
れおを見ると、唸りながら涙を流している。
これは、起こしたほうがいいのか、、
「れお」
「れーお」
「、、、」
何回も呼ぶが反応がない。
「れお」
「わッッ、黒名。、、起こしてくれてたのか?ありがとな」
辛いだろうに、なんで無理して笑うのだろう。
そう思いつつ、朝かられおの笑顔が見れて嬉しい。
泣いていたことは、本人の自覚がないみたいだから言わないことにした。
言いたいことは、今言うべきだろうか。 いや、今言わないとこれ以上にれおは無理をする。
、、、よしっ
「れお。」
「無理にとは言わないけど、、、なんか悩んでるんだったら話してほしい。ちょっとは楽になるかも。」
おれがそういうと、れおは少し驚いたような顔をした。その後、あきらかに顔が曇ったのがわかった。
「ありがとな、黒名。でも、大丈夫だ!」
これ以上、おれは何も言えない。
「、、、そうか」
「食堂行くか〜」
。食堂
水を取りに行って、れおのところに戻っているんだけど、なんかれおが知らない男の人に絡まれている。まあ、ブルーロックに女の人はいないか。
凪誠士郎ではなさそうだし、おれが知っている人でもない。友達とかかな。
あっ、どっかいった。
「はい、れお。水。」
「えっ、俺のも持ってきてくれたのか?」
「当たりまえ。当たりまえ。」
さっきのことを聞きたかったが、れおの様子は普通だから大丈夫だったのだろう。
そう安心した。
けど、そんなわけはなかった。