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前回の続きです!
______side
俺は家に帰ってすぐ彼女に電話をした
プルプルプルプル…….
電話の鳴る音がする
彼女はどんな声なのか、何か言いたいことがあるのか
電話が鳴る中俺は色々なことを考えた
プルプルプ…..
[…..はい]
電話から可愛らしい声が聞こえてくる
俺は、緊張しながらも
「あっ……こんにちは。……俺、△△高校の定時制に通ってる…..」
〇〇side
今日、私は卒業する
だから最後に彼と話をしてみたい、と思ったから私の電話番号を書いた手紙を机に入れておいた
卒業式が終わって、私は東京の大学に行くことになってるから家を出る準備をした
5時を過ぎたぐらいの時に電話が鳴った
私は、彼がかけてきてくれたのか、と少しの希望を持った
受話器をとって返事をする
すると、向こうから帰ってきたのは
[あっ……こんにちは。……俺、△△高校の定時制に通ってる…..らっだぁです]
[あの…..俺とノートでやり取りしてた先輩……..ですか?]
らっだぁ…君
初めて知った、彼の名前、そして声
私は嬉しさで涙目になってきた
頑張って
『……はい、〇〇です』
と答えた
彼は、ほっとしたようだった
私は、伝えたい事を言おうと思った
『あの、私らっだぁ君…..に伝えたい事があるんだ』
ノートでの会話のように話す
らっだぁ君は、黙って聞いてくれていた
『私は…..ずっと、ずっと前から、らっだぁ君の事が……好きでした』
涙声になりながらも伝えた、私の気持ち
らっだぁ君は少し黙った後
[….俺も、先輩、〇〇先輩の事が前から、好きでした]
と言った
あの後、私がこれから東京に進学する事を話した
らっだぁ君は少し寂しそうだったけど、最後には
[頑張って….ください!]
と応援してくれた
あの電話から何年か経って、私は結婚した
今、らっだぁ君がどこで何をしているのか、私は何も知らない
________________
はい!終わりです!
この話は前にアモアスやってて
恋バナ部屋っていうのに入った時、部屋主さんが体験した話らしいです!
部屋主さんにも許可をもらって作ってます
部屋主さん男性だったんですけど、女子力ありましたw
では!この辺で〜
乙でした!