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私の名前はミサキ。
学校1のモテマドンナ。スタイルも良いし、顔も良い。
男女からも好かれているこの私。
だけど、唯一気にくわない女がいる。
ゆりこ。
可愛らしいし、料理も出来て羨まし。
その女には、ゆうだいと言う彼氏がいる。
イケメンで少しとっぽい。
そんな私は、ゆりことゆうだいを離すためゆうだいを空き教室に呼び出した。
「ねえ、ゆうだい?いいかな」
ゆうだいはすんなり私についてきた。
空き教室。
「ーーーマドンナが俺になんの用。あんまり、こうして呼ばれるの好きじゃねんだーーー!」
私は、ゆうだいにキスをした。
ゆうだいは、驚く。
すると、ゆうだいは私を食べるかのように抱いてきた。
想定外で私は、ビックリ。
こんな、されるとは思わなかったから。
「ちょっと!」
私は、ゆうだいをつき離す。
それをたまたま見てしまったゆりこはそこから逃げた。
あーあ・・・
「なあ、マドンナ。俺と付き合わないか」
「は?何・・・言ってるの?あんたにはゆりこと言う女が居るでしょうが」
「あんな奴彼女じゃねえし」
私は、それを聞いて腹がたったから思わず言ってしまった。
「あんた、バッカじゃないの?!あんなに可愛くて料理も出来る人いないってんの!私は、あんたみたいな人が一番嫌いっつうの!」
私は、空き教室をあとにした。
まさか。あんなクズとは思わなかった。
ゆりこもよくあんな奴と付き合えるよ。
次の年。2人は死んだ。
話によると、ゆりこがゆうだいを殺したみたい。
そして、ゆりこもゆうだいのあとを追い死んだ。
私は、そんなもんを聞いたもんだから腹にきていた。
バレンタインもホワイトデーも禁止。
カップル作るのも禁止。
勉強?
強学?
なんの。
府に落ちない。
私は、ゆりこが死んだというところにきていた。
屋上。
「ゆりこ、ゆりこ!!居るんでしょ?!でてきなさい。
私を恨んでるんでしょ!なら、私を殺しなさいよ!」
そういった時。
ヒュー・・・と、風が吹いてきた。
ーオマエ・・・許さない・・・ー
ゆりこの声がした。
「なら、私を殺しなさいよ!」
ー・・・ー
だけど、何も起こらない。
「・・・ちょっと!ゆりこ!」
その時、腹部に違和感がした。
・・・え?ゆりこが私に・・ハグ?をした。
ー・・・ミサキ、ありがとう・・・ー
ふと穏やかな風が吹いてきた。
「・・・なんなのよ。ゆりこ。嬉しいじゃない」
私は、ゆりこの呪いを解いたみたい。
こうして変なウワサはなくなり2人の幽霊も現れなくなった。
〝ウソツキ〟は、ゆうだいの方だったんだ。
バレンタインもホワイトデーもカップルもすべて解放となった。
ミサキの力で。
今は、楽しい学校生活を送れているーーー
END