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ライブ中ファンの子の『キスして』と言ううちわが目に入った
(後でこの子SNSで叩かれそうだな)と思いながら俺はいい事を思いついた
今演奏している曲はコロンブスだから最後の方にキスをするには十分な間がある
更にそこはキーボードもギターもないからキスできるならそこだな……
俺はさっそく涼ちゃんに近づいた
するなら元貴達にはバレなくて、ファンの子には見やすいような角度でやらなきゃかなぁ…
「若井〜!」
俺が涼ちゃんを好きになったのは最近で、去年の12月頃だった
なんでもっと早く魅力に気づかなかったかな……なんて涼ちゃんは誰とも付き合ってないのに何故か後悔している
「どうしたの?」
「ちょっといいにくいんだけど……家泊めて?」
家に泊めて欲しいと言われた時なんかは焦った
おいおい!理性持たないって!
てかなんで?どうした?俺のこと好き?
今度のテレビミセスで言ってやろ〜
「それで……嫌いなのかなって……」
「そんなことないよ!俺らマジで涼ちゃんの事大好きだし」
「本当?もうわかいぃ……」
普通に相談だった
まぁ相談することは大事だし、頼られてる見たいな?
てか泣きながら抱き付くなよぉ……
あ、想いを伝えるなら今なのでは?
「涼ちゃん、俺さ涼ちゃんの事好きなんだ。だから付き合って欲しい」
「……」
しまったぁぁ!!
男同士とか流石に引くか
「っごめん!今の忘れて!」
「んぅ……若井ぃ……」
よく見てみたらただ寝ているだけだった
なんだ焦ったぁ!!
よしベッドに連れてってやるかぁ
俺は涼ちゃんを抱っこしてベッドへ寝かせた
涼ちゃんにおやすみと言い、ソファへ行こうとすると腕を掴まれた
「ねぇひとりにしないでよ…一緒に寝よ?」
…‥⁉︎いやびっくりしたわ
え!?いいんですか!?と思いながら布団に入ると涼ちゃんが抱きしめてきた
抱き枕と勘違いしてんのか!?いやぁぁぁ!!理性がぁぁあ!!
寝れなかった。
くっそ眠い……
涼ちゃんは昨日の事なんてなかったかのように普通に仕事してるんだけど……
ちょっとはドキッとしてよ!!
「若井〜!見てぇ!」
2人きりの楽屋で 涼ちゃんが何かを見て欲しいのかルンルンでこちらに来る
あれはドッグランにいる犬か?あ、涼ちゃんだ
カランっと言う音が聞こえた途端 なにかが俺に乗っかった
「いでぇ……」
目を開けたら涼ちゃんの顔があった
心臓!!心臓に悪い!!
どうやら机にあった水をこぼして滑ったみたいだ
てかさ!さっきから涼ちゃんの足が俺の息子に当たってるんだけど!?
あらあら落ち着きなさい俺の息子さんバレたらどうするの?
「若井大丈夫?ごめんね…衣装でコップ薙ぎ倒しちゃった見たい…笑」
「いや、大丈夫涼ちゃんは?」
「うん大丈夫だ…」
「あ、ん?なにしてんの2人」
元貴がスタッフさんとの話から帰ってきたようだ
もうちょいこの体制が良かったぁ!!
涼ちゃんはさっきね〜とどうしてこうなったのかを説明した
「ふーん…」
おい涼ちゃんと腕組むな俺が嫉妬するだろ
「とりあえずライブ頑張るか!!」
「そうだね!」
いつものようにハグをして緊張感を飛ばすために背中を叩くとライブが始まった
コロンブスが終わる頃
俺は涼ちゃんの隣にきた
ファンの目線がなるべくこっちに向くように隣に行く前にわざとファンの近くを通った
目線がこっちに向く事が分かった時あのうちわを指差し、グッドポーズをした
みんな見ろ今から俺がキスしてやる
「涼ちゃん」
俺は涼ちゃんを呼びこっちを向いた瞬間思いっきりキスをしてやった
俺はわざと舌も入れてみると涼ちゃんは「んんっ…」と息を漏らす。
やがて涼ちゃんは苦しくなったのか倒れそうになった このステージにはソファがあるからまだ良かった俺は涼ちゃんをソファへ連れて行くと 気づいたら会場は黄色い悲鳴でいっぱいだった だって途中でカメラに映すよう言ったからね! 満足した顔をみんなに見せる
「おいわかぁぁい!!」
「えっ?」
「お前流石にやばいって!!」
「エ?何が?」
「お前……ずるいぞぉ!!!?」
MCのタイミングで俺は元貴に怒られた
キスが長すぎたせいか元貴にもバレてしまったようだ
でも俺は満足した
会場にいたみんないや、この話を聞いたみんなも満足してるはず でかしてろ
まぁライブが終わった後もっと怒られたんだけどね!
あ、あとさネットニュースにも載った!特大りょつぱとか言ってファンの子めっちゃ喜んでた!イェーイ
これからテレビやラジオなどいろんなところでこの話を自分からするつもりだ
まぁ自慢ってやつ?
キスだけじゃ終わらせない
キス以上の事を俺はいろんな人の前で見せつけてやるんだ!!
俺はあのうちわが無かったらこんなの思いつかなかったしやらなかった
ありがとうあのうちわ
#もとぱ