コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
なーんて、恋人に言われた俺はどうすればいいんだよ。
決死の覚悟で告白した、二年前からの浮気。
一人じゃ満足できなくて、ずっと愛する恋人をほったらかして別の奴と寝てた。
でもやっぱり良心は痛むし、何よりも恋人と触れ合う時間が減るし。イイコトなんて何一つとして無かった。
だから…別れる覚悟で告白した。
もう俺にこの子を愛する資格がないことを悟ってしまったから。
「なぁ、LAN…」
「なぁに?いるま。」
「…俺、さ…」
「何?そんな改まって…もしかして浮気の話?」
「ぇ…知ってた、のか?」
「逆に知らないとでも思ってた?」
「いや…バレてたなら、なんでこれまで…」
「付き合ってたかって?」
「…」
「それはね、いるまが隠す努力をしてくれたから。」
「は、?」
「俺を悲しませまいと思って隠してたんでしょ?なのに満足できなくなって俺に泣きつきに来ちゃったんだよねぇ…♡そんなのもう、究極の愛じゃん♡♡」
「…狂ってる…」
「え?なんでそんなこと言うの?俺のこと大好きでしょ??愛してるんでしょ????なら全部受け止めてよ?????」
神様、俺は狂ってる恋人に生涯を懸けて愛を注ぎ続けるらしいです。
でもそんな人生も悪くないと思っちゃういるまにき。