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wrwrd短編(zmメイン

第63話 - 「「「「ハッピーハロウィン！！」」」」

2025年10月31日

#zmメイン

#zm愛され

#zm受け

#グロ等あり

#捏造、妄想注意

#wrwrd

中さんサブ

ハロウィンですね！(徹夜)

注意

仮装

軍パロ

zm side

ダクトの中を走り､総統室の真上まで行く。ダクトの蓋から中を見ると書類をやっている毒素（tnとgr）が居た。2人が居る事を確認すると自身の口が無意識に狐を描く。凄い勢いでダクトの蓋ごと総統室の床へと身を降ろす。2人はこちらを見て大きく目を開き､俺だという事を確認すると安心した様に肩を下ろした。そんな事を気にせず俺は口を開き興奮気味に話し始める。

zm)な、なぁなぁ2人とも！！ほん、ほんま、に今日化け物出､るん！？

興奮気味だからか何度も声が途絶え､途切れ途切れになってしまう。すると2人は少し困惑した後､何か気付いた様だ。

gr)…もしかしてハロウィンの事か？

zm)そう！そうや！！

2人から見るとzmは嬉しそうに尻尾を降っている大型犬…いや大型犬ではないな､rbrの次に小さいし。

tn)化け物ではないんよな

zm)え”ｯ…じゃあ何なん？

俺はコテリ､と首を傾げ2人に問う。化け物ではないなら何なのだ。街のあの飾りは何なんだ？。

tn)正確に言うと仮装した人間やな…てか、zmお前ハロウィンの仮装知らないん？

zm)…火葬？

gr)そっちじゃないな、コスプレみたいなのだ

zm)あー、成程！tnの豚の被り物みたいなんか

tn)まぁそういう事やな

zm)んで、その仮装？とハロウィンは何の関係があるんや

gr)仮装をして合言葉を言うと菓子がもらえるんだ

zm)ほんまか！？

gr)嗚呼、本当だ

zm)よし俺仮装して来る！！

tn)待て待て待て､まだ決まっとらんやろ…

zm)確かに…じゃあ俺化け物なるわ！

gr)化け物…？？

zm)てか合言葉って何や？

tn)トリックorトリートやで

zm)分かった！じゃあ仮装して来るわ！

gr)転ぶなよ

さて、仮装して来ると言ったはいいものの…

zm)何にすればいいんや…

化け物って何や、化け物って…とりあえず街に行って色々買って来たが､どれが合うのか分からない。

zm)マンちゃん…はしばらく拘束されそうやからな

osは他の人のコーディネートをしたり化粧をしたりするのが大好きだ。特にzmは「普段あまり出来ないから」と一度捕まるとかなりの時間拘束される。この前のパーティーへの潜入任務の時はemさんとgrが途中で乱入して来ていつも以上に時間がかかった思い出がある。

zm)…もうキメラにするか？

何故かキメラが馴染む。ほんと何故か分かんない。狼の尻尾を付け､カラコンの様な物で両目を完全に覆い､任務の為に学んだ特殊メイク？で両目が無い様に見せる。腕や足に包帯を巻き､血糊を付ける。そしてゾンビの様に腐った様に見せれるシールを包帯の下に張る。頭には悪魔の角らしき物を付け､完成だ。我ながら良い出来だと思う。

zm)お菓子…チョコ以外貰うか

正直チョコは苦手だ。甘党の2人ではないので甘ったるい物も、だ。だから基本飴やグミを食べている。

zm)よし談話室行くか！

ダクトに潜り、談話室へ向かう。談話室ならば人が居るだろう。niも見かけたし。街で国民にハロウィンについて聞いたら「ハロウィンパーティー」というものをやるらしい。宴ならここの幹部は皆大好きだから談話室でやっているだろう。そうこう考えているうちに談話室の真上につき、ダクトの蓋を開ける。降りようとするがバランスを崩し､体が思いっ切り床に打ち付けられる。

zm)ぃでッ！？

何とか起き上がり､周りを見るとこっちを見た奴等の顔色が悪くなる。何だ？と困惑していると背中に薄水色と薄桃色のグラデーションが特徴的な4枚の羽を着けているsnが凄い勢いで肩を掴んできた。

sn)zm！！！

zm)な、なんやｯ！？

sn)両目どこやったんや！！！！

かなりの大声で耳が痛い。混乱しつつも返答をするが更に大声で迫られ驚き､変な事を口走ってしまう。

zm)す、捨てた！！！違う！！どっかいった！！！

訂正しようとするが更に変な事になってしまいもう一周回って冷静になる。こう…スンッて真顔になる。それを聞いて他の奴等はどこからか包帯や色んな物を持って来る。

zm)ちゃう！！特殊メイクや！！

大声を出しているか喉が痛い。『ぅ”~…』と喉を摩っているとsnが何かに気付いた様に喉飴をくれた。軽く頭を下げお礼をしてから喉飴を食べる。コロコロと口の中で溶かし飲み込み、ようやく喋れる様になる。

zm)んーっと…これ仮装やねん

そう言うと毒素が『あ…』と声を上げ､周りに詰め寄られていた。正直クソおもろい。その様子を見てカラカラ笑っていると液体が入った瓶の中にある美味しそうな目玉のお菓子…？が目に入る。それを食べようとすると､ハーピーの仮装をしたciに手を掴まれる。

ci)zmさん！！

zm)え、どしたん？

ci)それ！本物！！です！！

zm)え？

よく見ると目玉はお菓子ではなく､本物の様だった。snをそのままの勢いで問いただすとどうやら今までの裏切り者から医療用に拷問で抉り出された目玉を保管していたらしい、そして今日のハロウィンで「使えそう」と考え持って来たとの事だった。何で保管しとくんだよ。大事ではあるけどさ。ため息をついているとgrのいつもの地を這う様な低い声がする。

gr)ま､まぁパーティーを始めようじゃないか！

そうgrが言うとグラスを手に持ち､全員がそれに合わせてグラスを持つ。勿論自分もだ。そしてグラスを掲げ､全員でこう言う。