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前回
謎のアルビノ少女…?は泣き叫び主人公は現実逃避をしている所である
「うっヒッグそんなわけないだろグスン」
『なぁ』
「何だよ話しかけるな化け物…」
『邪魔だからどっか行ってくれない?』
「…本当に血の繋がりがあるな化け物」
さっきから化け物とは何だよ
…やっぱり子供でも汚れてるんだな
尾行されていたか?いやそんな気配もしなかった
なら相当な実力者か
なら何故こんな子供に任せた?
いや本人の言動からして優秀なのだろう
…思いつくのは組織の人間か
子供でも居るのか
いや居るよなそりゃあ
『躊躇した私がバカだったよ』
「?ガッッ!?」
最初は頭を殴る
次はナイフ…て無いななら次は耳を殴って聞こえなくする
次は…
『おっと…』
蹴りが飛んできた早い,この状況でしてきたか…
そのまま片手で頭を掴み首の後ろに片手で押さえそのまま両手に力を入れる
ゴキリと嫌な音がしてからガキは倒れ込む
首はおかしな方向に曲がり頭から血が流れている
あまりにも片付けるのが早い気がする
何か重要な部分を見逃してる気がする
少しすると鉄の匂いがする
少し安堵した瞬間
少女の指がピクリと動く
脳から『逃げろ』と警報が鳴る
今までの経験からかヤバいと思う
逃げよう
警察なんてどうでも良い
早く逃げなければ
そう思い一歩下がろうとする
動かない
少しも
嫌な汗が滝のように流れてポタリと地面に落ち滲み跡が残る
何故動かない?どうして?
体が言う事を聞かない
これはまさか恐怖.?
どうしよう
怖い
怖い
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
手が震える
首が折れ、死んだはずの少女
やっとの思いで少女を見る
そこには片目が飛び出し血まみれの白猫…?が居た
『ねぇお父』
顔に黒いモヤのかかっている人物
背丈は高く男性が着ている長袖から無数の黒い傷がチラつく
黒髪の子供と男性は手を繋ぎ笑って賑やかな商店街を歩く
瞬間
黒髪の子供の左頬に血がベットリと襲いかかる
血は目、鼻、手、足…と黒毛を覆い尽くそうとする
黒髪は必死に血のような何かに混乱し血を一掴みし投げつける
それをがむしゃらに繰り返すが血はやがて黒髪の全体を覆い尽くそうとする
黒毛は助けを求めるように男性を見ようとするがその前に血に飲まれ、やがて微かに見える黒髪の骨と思われるのが血の海からチラつきやがて血と共に消える
殺してやる
目が覚め起き上がる
おかしな匂いはしない
違和感もない
殺気もなし
だがそこにはネットリと嫌な雰囲気がする
ヒョコッと無表情の看護師の格好をした三十代くらいだろうか…女性が居た
私を確認した後そそくさと何処かに行った
とりあえず下手に抵抗はしない方が良いだろう
体を起こし周りを見る
視線を感じる…
何だこの視線…殺気でも無い憎悪をでも無い無力…?まるで鬱病のような、…いやそうかもしれない
周りは複数のベットがあり量の割には人が少なすぎる
側から見ればただの病院に見えるがベットに寝ている怪我人と思われる者は…なんだアレ
怪我をしているのか?
どの者も彼方此方に黒い何かがついている
なんだあれ
ウネウネと動いている…?
黒い何がが動くたびにビクリと反応する
痛いのだろうか
それとも精神的な…
突然
扉が開き今まで無表情でほとんど反応しなかった病人達の表情が恐怖に染まる
扉の前に立って居たのは