トップ達との戦いが終わった2日後…
ピンポーーーーン!!!
マリス「誰だろう?」
スティル「私出てきますね!」
ダダダダ!!!!
ナズバ「あの子よく動くなー」
ダント「ソウルと違ってなw」
ソウル「僕だって働く時は働くよ!」
スティル「はい!誰ですか?」
マシーナ「こんにちは、フラワー3軍本部から来ましたマシーナ・ボロと申します!」
スティル「はぁ、なんの用でしょう?」
マシーナ「冷さん居ますか?グローブが完成した事についてなんですけど…」
スティル「あー!グローブの!今冷呼んできます!」
ダダダダ!!!!
スティル「冷!グローブの人きたよ!」
冷「グローブの人?マシーナさんか?」
スティル「そう!冷のこと呼んでるから早く来て!」
冷「分かった、」
マシーナ「あ!冷さん!頭大丈夫ですか?」
スティル「頭?」
冷「!?」
スティル「冷…まさかこのあいだそんな頭心配される様な意味不明な行動したの!?」
冷「ちげーよ…」
マシーナ「すみません!!!そういう意味で言った訳ではなくてですね!!!」
冷「いや、全然いいですけど、」
スティル「んで、結局頭ってどういうこと?」
マシーナ「いや、冷さんこのあいだ爆発に巻き込まれて、頭から血を流してしまって……」
スティル「あ!だから頭に包帯巻いてたんだ!」
冷「誰からもツッコまれなさすぎて俺も今まで忘れてた。」
マシーナ「それよりグローブの説明をしたいので少し上がらせてもらいますね。」
冷「あ、はい。」
ナズバ「だれだれ?お客さん?」
マシーナ「え!ナズバさん!?私ロクボク・ボロの孫です!」
ナズバ「え!?ロクボクじいさんのお孫さん!?」
ソウル「おー!マシーナちゃんお久~」
マシーナ「え!?ソウルさんまで!?どうなってるんですかこの家は…」
マリス「今フォース・ザ・デスの皆で休暇中なんです。だからソウルさんの家でゆっくりしてて。」
マシーナ「マリスさんも!そういう事ですか、」
スティル「それより!グローブは!!!✨」
マシーナ「今出しますね!……はい!まずこれ冷さんとえっと…」
スティル「スティルよ!」
リタン「リタンだ。よろしく!」
マシーナ「ではスティルさん、リタンさんも早速コレつけてみてください!」
スティル「わー!サイズピッタリー!!!しかも頑張って考えたロゴもスッゴイいい!!!」
リタン「頑張った甲斐があったな……」
冷「リタンお疲れ、」
マシーナ「ところであと2人はどこに…」
リタン「ラザーはまだ寝てるよな?」
スティル「クラッシュはさっきトイレ行ってたはずだけど……」
ガチャリ…
クラッシュ「ふぅ…スッキリしたー✨」
スティル「あ!ちょうど来た!クラッシュ!!グローブ届いたよ!!!」
クラッシュ「えええええ!!!本当!?見せて見せて!!!!」
冷「んじゃラザー起こしてくる…」
リタン「おう、頼んだ。」
冷「ったくいつまで寝てんだよアイツ…もう15時だぞ?」
コンコン!!
冷「ラザー起きろ。もう15時だぞ!!!」
シーーーーーン……
冷「……」
ガチャリ…
冷「ラザーとっとと起k……………いねぇ……」
リタン「ん、冷?ラザーは?」
冷「それが…………部屋にいなかったんだ…しかも寝具もちゃんと綺麗にされてて……何よりアイツ、俺たち誰も部屋に行ってないのにちゃんと着替えてる!」
スティル・リタン・クラッシュ・ソウル「「「!?」」」
リタン「ラザーが部屋にいない!?」
スティル「しかも寝具をきちんと綺麗にして!?」
ソウル「言わないでも服を1人で着替えれた!?」
冷「コレは何かおかしい……きっと何k…」
ドガァァァァァァァァァァン!!!!!!!!!!!!!
スティル「えええええ!!!なになになに!?」
ナズバ「銃声!?」
マリス「あわわわわ💦これ………ファガンさんだ……」
ファガン「オラオラオラァ!!!!!もっと気合い入れて走れぇ!!!!!!」
ラザー「ヒィィィィィィ!!!!!もう許してくれよ!!!!こないだクソババアって言ったのは悪かったからさーー!!!!」
ファガン「それが人に謝る態度か!?」
バチコォォォン!!!!
ラザー「ウギヤァァァァ!!!!!!!!!!!!!」
ナズバ「ちょ!ファガン!一旦やめて!!!」
ファガン「んぁ?なんで?」
ナズバ「なんでって、ラザー君顔真っ青だよ!?」
ファガン「それがどうした?アタシは鍛えてやってんだよ?」
マリス「ルーキー君大丈夫?……って、なにコレ!?」
リタン「どうしました!?って、なんだコレ!?チョッキ…?」
ファガン「そうだけど?」
リタン「やっぱりスッゴイ重たそうだ…」
マリス「今外すね…ってめっちゃ重!?私持てない!!!!」
ファガン「ったりめぇだろ?それ80kgのチョッキだぞ?」
ナズバ「殺す気か!?」
クラッシュ「私が外すね~えい!」
スポッ!
マリス「スゴい、そんな重いのを顔色一つ変えずに……」
クラッシュ「えへへ!私ちからもちなんで」
ラザー「あぁ、肩が死ぬ……もう無理………何も出来ねぇ……」
マリス「今回復するね!えい!」
キラキラキラキラ✨
ラザー「え!?な、何が起こったんだ!?体の疲れが無くなった!!!!」
マリス「私のクリスタル能力だよ!」
ラザー「うわぁーすっげー!!!」
ソウル「ありがとね~」
ナズバ「それにしてもどうしてこんな事を?」
ダント「やっぱクソババア根に持ってるんじゃね?」
ファガン「ちげぇよ!このクソガキこないだアタシとソウルの攻撃避けきれてなかったろ?だからもっと避ける力強化してやろうと街中走らせたんだよ!」
ダント「何時間くらい走ってたの?」
ファガン「え?そうだな……今15時だろ?大体…5…6…7………8か9時間くらい?」
ナズバ「それは死んじゃう!!!」
ソウル「こないだ僕のことドン引きしてたけど、やっぱりファガンの方がやばかったんだね……」
ラザー「ソウルも俺に同じ事してたくせに…」
ソウル「え!けど僕はチョッキなんか着せてなかったよ!!!」
ダント「でもファガン流石にぶっとうしではないでしょ?」
ファガン「あぁ!ちゃんと休憩はやったぞ!!」
ダント「どれくらい?」
ファガン「1時間に5分だ!!!」ドン!
ナズバ「鬼畜だな……」
冷「それよりラザーグローブ届いたぞ。」
スティル「早く行こ!」
ラザー「お前ら俺を休憩させようとは思わないのか?」
冷「え、だってマリスさんので回復したから…」
ラザー「こちとら朝の6時起きでめっちゃ眠いんだよ!!!!」
冷「それが普通だ。」
ラザー「ぐっ……」
ラザー「でもちゃんと布団とか綺麗にしたんだぞ!!!」
スティル「それも普通よ。」
ラザー「で、でもちゃんと服も着替えたs…」
ソウル「それも普通~。」
ラザー「でも!」
ファガン「まぁ、全部アタシが手伝ったんだけどね。」
冷「結局自分一人ではなんにも出来ねぇじゃねぇか…」
ラザー「ケッ!……」
冷「すみません、待たせてしまって。」
マシーナ「いえいえ、ラザーさん大丈夫ですか?さっき死にそうって……」
ラザー「大丈夫だ。眠いだけ……」
マシーナ「ははは……で、では皆さんつけてみてください!」
ラザー「カッケー!!!」
マシーナ「このグローブがあれば連絡、仲間の位置の特定、マップ、時間、気温、天気、ゲームなんかも、様々な機能がついています!!!」
冷「改めて聞いてもスマホの上位互換だな。」
ラザー「す……まほ?」
マシーナ「では皆さん1度私に連絡してみてください!説明のため連絡先追加しといたんで!」
ラザー「えーっとこれをこうして…コレ押せばいいのか?」ポチ!
マシーナ「お!ラザーさんの届きました!」
ラザー「マジ!」
スティル「私も送れました!」
クラッシュ「え?何よコレ……意味が分からない…コレ押して……うわ!なんか出てきた!!!」
冷「ホログラムモードにしたのか。これでも一応使えるけど使いにくくないか?」
クラッシュ「わかんない💦戻してー!」
スティル「クラッシュって機会とか苦手なタイプ?」
クラッシュ「うん…王城にいた頃はこんなの無かったもん……」
リタン「王城!?」
スティル「クラッシュ王城で住んでたの!?」
クラッシュ「え?言ってなかったっけ?フラワー入る前私サルビア星の王女だったの!」
リタン「え!?」
スティル「王女!!!!」
ソウル「へー!スゴいね!!!」
ラザー「おうじょ……って何?」
スティル「王女は王様の娘よ!!!」
ラザー「ウッゲェー王族かよ……俺王族嫌い!!!」
スティル「いやなんでよ!?」
ダント「…………」
リタン「ここをこうしたら……あれ?なんか真っ赤な画面になったぞ?データを…消去?これでいいのか?」
スティル「ダメに決まってるでしょ!?」
冷「グダグダすぎだろ…けど意外だな、ラザーは機械類は苦手だと思ってた。」
ラザー「俺はなぁ、出来ることはトコトン出来て、出来ないことはトコトン出来ないタイプなんだよ。今回の場合は出来るタイプだったって事だ!」
冷「だから料理はゴミカスだったのか。」
ラザー「うるせぇ!」
《数分後…》
マシーナ「では一通り終わったので私は帰らせて頂きます。何か分からないことがあれば連してください。あと、これ本部の方から渡してくださいと言われた物です。」
冷「ありがとうございます。」
ソウル「マシーナちゃん、ロクボクさんによろしく伝えといてね~」
マシーナ「はい!では失礼しました!」
ガチャリ…
スティル「何かしら?」
冷「多分……やっぱり、チーム認定証が入ってる。」
ラザー「というこは?」
冷「ついにチーム結成だ!」
ボルテーズ「ウオォォォォォォォ!!!!!」
スティル「これで私達も一つレベルアップね!」
ソウル「おめでとうー!」
マリス「おめでとう!」
スティル「ありがとうございます!」
冷「ん?まだなんか入ってる?……任務の内容?ボルテーズの皆様、チーム設立おめでとうございます。突然ですが、今日の夜20時から任務を入れさせて頂きました!?」
リタン「え!?」
スティル「勝手に!?」
ナズバ「三軍の本部はこういうとこあるからなぁ、」
冷「えーっ、任務内容は以下の通りです…クキョマ星c006-f668をブロッサムから守り抜け。」
スティル「守り抜く…どゆこと?」
ファガン「そのまんまの意味だろ。多分その書き方だったらまだブロッサムは着いてねぇんじゃねぇか?着いてたら助け出せだの、救い出せだの書くはずだからな。」
ダント「多分ブロッサムの宇宙船の反応があったんだろ?そっから行き先を特定したって事だろうな。」
ソウル「クキョマ星はフラワーと特別防衛契約してる星だし遅れないように行かないとダメだろうね~」
ラザー「その特別なんちゃらってなんだ?」
ナズバ「特別防衛契約ってのは、他の星よりも多くポルカや資源を貰うかわりに、何かあった時に普通の防衛契約をしている星よりも優先して守らないといけないって契約なんだよ。」
冷「バカでも分かるように言えば保険だ。」
ラザー「ア゛!?」
クラッシュ「じゃあそれ契約しないと危険じゃん!」
ソウル「いや、そんなことも無いよ?だってこないだ冷とラザーが行ってきてくれた任務あるじゃん?あの星とかは契約そのものをしてないよ。そういう星にはランクの低い団員が送られるんだよー」
ラザー「って事はこの任務受けれるのってランク高い奴だけじゃねぇのか?」
ダント「いや、そんな事はない。こういう防衛の任務は数が必要だから弱いやつでもほしいんだ。だし、強いやつばっか集まったら他のとこで何かあってもすぐに着けない。」
ソウル「まぁ、多分それ強制だから頑張れ!」
クラッシュ「私達の…」
スティル「チームでの…」
リタン「初めての任務……」
冷「みんな、準備に取り掛かるぞ!」
ボルテーズ「おう!!」
【次回】命の重さ
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おまけ《ボルテーズの利き手事情》
ラザー・両利き
冷・右利き
スティル ・右利き
リタン・右利き
クラッシュ・左利き