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魔法科幼少期編
一章、バースマーク
この世には、知らなくて良い事が沢山ある。
例えば、近所のイケメンお兄ちゃんが将来、
ハゲのデブだとか、
近所で近寄り難い根暗な男子が将来、
金持ちイケメンだとか…
世の中上手く出来てる
神は平等に幸も不幸も与えるのだ
パパが言ってた
パパ「きなこの痣は将来きなこの足を引っ張るだろう。どんなにきなこが誰より可愛い子に育ってもきなこのアザは、きなこの好きな子を奪うかも知れない…ごめんな、きなこ」
なんで?きなこ、良い子だよ?
パパはきなこの痣がキライなの?
だから意地悪言うの?
きなこのアザは呪われてる。
そう言われてずっとうずくまって魔法科学園幼稚園からパパが来るのを待った
?「誰を待ってるの?きなこ?」
話かけてきたのは河瀬(かわせ)美琴(みこと)
美琴「また、きなこのパパ待ってるの?」
美琴「この魔法科学園に入ったら普通の生活何てムリだよ。きなこのパパは捨てたんだよきなこの千里眼が怖くて」
きなこ(パパ…怖がってたの知ってたよ。ただ、きなこを愛してたのも知ってたよ。)
美琴「なぁ、前から想ってたけど外の世界ってどんな?車や新幹線ってテレポートより速い?」
きなこ「きなこは、バカとは話しません。きなこアザ持ちなんで呪われるよ?」
美琴「アザか、力使えるヤツならアザくらいあるだろ?気にすんなよ(気持ちわりぃ)」
きなこ「聴こえてるのにワザとですか?」
美琴「あはは、キモ…」
どうせ、きなこは好きな子出来てもパパがきなこを捨てたみたいに…
美琴「そういやアザなら、居るだろ?アイツが」
美琴が指さした方には癒やしの力を持つアザ持ちの望月叶太(かなた)が居た
魔法科だから人数は少ない
叶太に美琴、きなこしか居ない
因みに美琴は叶太をキライらしい
美琴「叶太!また、積み木で遊んでるのか?魔法科学園何だから魔法遊具で遊ぼうぜ?」
叶太は渋々腰を上げた
叶太「きなこちゃんは?」
美琴「きなこは、来ないナイトを待ってるから遊ばないってさ」
きなこ「美琴がテレポートしてくれたら…」
美琴「退学になるは!俺等はこの学園出ちゃ行けないんだぜ?まぁ、俺は将来普通科受けても良い優等生だから、叶太も普通科狙えるんだから…かなた?」
叶太「この遊具、聴こえは楽しい遊具だけど魔力増殖石とカメラと盗聴器仕込んである。遊ぶだけでこの学園から出れなくする事も可能、普通科ってきなこちゃんが千里眼で詠んだ結果はモルモットに増殖生殖器にされるらしい。僕は一人で遊ぶ。魔力は惹かれ合う力を高めたいなら止めないけど馴れ合いは自由を失う」
きなこ「大人は高等部に入った生徒を監査官と結婚させて監視するか力を持つ者同士を結婚させて子もろとも国に渡される何とかしなきゃならない」
美琴「分かってるよ、俺も普通科何て嘘だって…この学園表向きには天才育成所なのに亡くなった生徒を隠ぺいしてるんだろ?折りに何で幼稚園生や先輩たちを入れるんだろな」
叶太「怖いんだろうね、人間は力がないから」
きなこ「他人と違う者を怖がる人のが恐ろしい」
美琴「魔力強くなったって逃げたって地獄だ」
叶太「きなこちゃんは千里眼持ってたから欺けたんじゃない?何で学園に?」
きなこ「悲しむパパを見ちゃったから」
きなこに叶太に美琴はコレからの地獄を小さいながら各々覚悟していた
きなこ(わたしがしっかりしなきゃふたりは…負けない大人や世間の汚いヤツには、)
そうして今日も魔法科学園幼稚園での生活が始まった