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コメント
21件
ゆぅさっ、!最高だよっっ!! 見ててこっちが涙出てくるしこえくんがくにくんにれるくんの愚痴言ってるのを聞いた時のれるくんの気持ちがめっちゃ伝わってきた…!
時間守って偉い✨️ え、泣く泣く泣く(((( なんかきゅんきゅんするッッ(
閲覧頂き、誠にありがとうございます。 この作品は瑞樣視点で描かれています。 赫樣にも、赫樣なりの想いがあります。 破れた紙は、どんなに頑張ってくっつけても、元通りには戻らない。 話し合うことは、本当に大切だなぁと、自分自身痛感しました。 切ない恋ほど、一瞬一瞬が宝物です。 大切な人を、もっと大事にしましょう? 過去を嘆いても、今は何も変わらない。 ──こんな恋でも、幸せでしょうか。
『 あ の 頃 の 君 が 好 き だ か ら 』
瑞 ⌒ … わ か れ よ
君は、なんとも思ってへんように、首を縦に振って
…れるには、それ以上なんも言えへんかった。
瑞 ⌒ こ 、 こ え く ん …
赫 ⌒ … …
急に、恋人から無視されるようになった。
付き合う前は、れる優先で優しかったんに
れるに当たられる事も増えて
れるだけに言葉が強くなったり、
れるには異常に突っかかってきたり
…心を許しとるから、これが素なんやろなって、我慢しよった。
きっと明日には、れるを好きなこえくんに戻る…はず
そうやって、 返事が来ないスマホを
何十回も、見とった。
赫 ⌒ ~ ~ ~ で さ 笑
橙 ⌒ な に そ れ っ 笑
こえくんが、くにおと楽しそうに笑っとって
『 れ る の こ え な ん に く に お と 楽 し そ う 』
瑞 ⌒ 何 話 し て ん ?
赫 ⌒ … あ っ ち 行 こ
橙 ⌒ … そ だ ね
れるって気分やない時には、いじめ間際な事されて。
離れる事は何回も考えた
それでも、こえくんが好き
…好き、なはずやから
きっと、そのうちこえくんがれるんとこに戻ってきてくれるって
そう、 思ってたかった。
こえくんが、くにおと話とって
声かけようとして、やめた
でも、不意に聞こえたこえくんの言葉
赫 ⌒ れ る っ て 気 分 屋 す ぎ て
赫 ⌒ 振 り 回 さ れ る の き つ い ん だ よ ね ~
瞬間、世界が止まったみたいに、時間が消えた。
れるに深く刺さって
抜けなかった。
瑞 ⌒ ッ は … … ?
喉がひゅって鳴って
胸の奥で、なにか小さく破ける音がした。
吐く息が、涙よりも先に震えた。
もう…全部、嫌や…
そのあとは、何も考えられんまま、泣いた
涙の出し方もわからんくなるくらい。
手が勝手に動いて、 こったんの名前を押して。
瑞 ⌒ … … こ っ 、 た ッ
れるは何も言えんで、ただ黙って泣いた。
そしたら、こったんがすぐに来てくれた。
泣きたいだけ泣いて
言えへんかった事を、全部だした。
こったんは、ずっと聞いてくれとった。
藐 ⌒ … そ れ 、 ほ ん と に 全 部 向 こ う の せ い ?
瑞 ⌒ … … で も れ る 、 な ん も し て へ ん …
即答は、できなかった。
藐 ⌒ … こ れ か ら 、 ど う … し た い … ?
一瞬困って、れるの言葉を待つこったんに
瑞 ⌒ … …
れるはなんも言えんかった。
もう決まっとったのに
答えを言わなきゃ、と思うのに。
声は、喉の奥でかすれて消えた。
その沈黙を、こったんは“答え”として受け取った。
付き合った時のこえくんは大好きやった。
れるの隣で笑っとるこえくんが、殺したい程愛おしかった。
こえくんに嫌われたなくて、好かれてたくて
愛重なんも、メンヘラなんも全部隠した。
全部我慢してでも
れるの隣にいてほしかった。
でも、少し前から、衝突しやすくなった。
お互いが敏感になって、行動も、言動も、
ちょっとした事で、すれ違って。
…れるは、 気づいた上で、話し合わへんかった。
その時から、 「好き」と「しんどい」の境目がわからんくなっていった。
それでも、純粋に好きやった頃を思い出して、
まだ夢をみたい自分がいた。
赫 ⌒ れ る は 言 葉 が 強 い ん だ よ
赫 ⌒ な ん か 、 見 下 し て る 感 じ
…君が、くにおに話しとった言葉。
れるにずっと刺さっとる。
口が悪いんは、自覚しとった。
でも、見下したことなんかあらへんし
ずっと、こえくんが一番大好き。
…それを、表に出さなさすぎたんかなぁ
好きって、ちゃんと届いてたんかなぁ…
解釈違いとすれちがいが、どん〃、増えてって
“好き”より、めんどくさいが多くなって
れる等は、お互いに好きやなくなってた。
瑞 ⌒ … わ か れ よ
瑞 ⌒ こ の 気 ま ず い 中 、 付 き 合 っ て る っ て
瑞 ⌒ 関 係 が 、 れ る は し ん ど い …
君は、なんとも思ってへんように、首を縦に振って
…れるには、それ以上なんも言えへんかった。
何度も夢に見た“関係の終わり”が、現実になったんに、
涙は、出るより先に、喉の奥でつっかえた。
瑞 ⌒ あ の 頃 の 君 が 、 い ち ば ん 好 き や っ た
今の君も、ちゃんと好きやったよ。
でも……もう、無理やね。
画面の中の君の名前を見て、
指が震えた。
滲んだ光の中で、“嫌い”の文字だけが、くっきりして見えた。
それが、れるのいちばんの負けやと思う。
“嫌い”だけが、綺麗に見えた。