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今日はタツノリと練習場へ見学。バレーシューズのキュッキュッて床を擦る音、ボールが跳ねたりスパイクの音が響くなか、
監督{Benvenuti in Italia.}
T「イタリアへようこそ。って」
N「今日はよろしくお願いします」
T「Grazie per il vostro tempo oggi.」
監督{Benvenuti, divertitevi!}
T「歓迎するよ。楽しんでくれって」
N「Grazie.」
有志がありがとうを言うと監督は笑顔でいいねサインをしてコートに戻る。それからタツノリに見学パスを首にかけてもらって見学。
T「じゃあ参加したくなったら言ってな」
頭をポンポンしてタツノリはチームメイトの所へ。試合形式の練習で楽しそうにスパイクを打つタツノリがかっこよくて。
T「有志‼️危ない‼️ 」
タツノリの声に気付いて顔を上げたら目の前に飛んできたボール。それを軽いスパイクで打ち返せばボールはコートに返って
N「ボール。触れた。」
T「有志さん大丈夫?」
俺が座ってるとこにタツノリが走ってきて心配そうに見るから、大丈夫。今、普通にボール触れて嬉しいと話せば、タツノリは何か考えて監督に何か言ってボールを持ってきた。
T「有志さんが良ければこれでリフティングしていて構わないよって監督が。」
N「ええの?ありがとう。」
久しぶりに触るボールの感触に何でか涙が溢れてくるタツノリにバレないように涙を拭いてボールを自分の真上にあげて受けるを繰り返す。そしたらミラノの選手が見ていて、
選手{Sei Nishida, il giocatore della nazionale giapponese, giusto? }
T「君、日本代表の西田だよね?って」
N「そうです。よろしく。」
T「Giusto. Piacere di conoscerti.」
選手{Se vuoi, puoi mescolare in qualche pratica. Mi piacerebbe vedere i tuoi picchi e servire.}
T「君も良かったら練習混ざりなよ。スパイクとか、サーブ見せて欲しいって」
N「お誘いありがとうございます。今日は遠慮します。明日参加させて」
T「Grazie per avermi invitato. Mi asterrò dal farlo oggi. Lasciate che mi unisca a voi domani.」
選手{Ok, non vedo l’ora di lavorare con voi domani.}
T「明日楽しみにしてるよって」
N「Grazie.」
休憩時間も、みんなタツノリを引き連れて話しかけてくれて歓迎ムードが嬉しかった。
T「有志さん。今日はピザ食べに行きましょう。祐希さんが教えてくれた所なんすけど」
N「食べたい。」
じゃあ、行きましょ。外に出ると息が白くなるほど外は冷えていて、コートと耳当て持って来て良かったと思った。
T「寒いっすね。」
N「タツノリも寒いん?」
毎年この寒さには参ります(笑)帰りに朝ごはんのパン買って帰りましょ。タツノリはそう言うと俺の左手をつないでポッケに入れた
N「タツノリっ?」
T「有志さん寒そうだったから。」
N「…ハズいわ。でもありがとう」
耳当てしててもわかるくらい真っ赤になった有志さんを抱き締めたくなる衝動を押さえて家に戻った。
A「💬山智が西田がバレーボール楽しそうにプレーしてるの見て号泣してるよ(笑)」
何度か練習に参加させてもらって、ミラノのチームのセッターが上げるトスに合わせてスパイクを打つ姿を送ったら返って来た返事。
N「💬心配かけてごめんなさい」
A「💬立ち直りつつあるな。良かった」
T「💬有志さんマジでコミュ力お化け」
監督ともすぐ仲良くなってミラノに来なさい君のチームに交渉しようって言い出して。
N「💬ちゃんと断ったよ?」
A「💬いないと困るよ俺達が。」
気付いたら12月も半ばに差し掛かって、祐希さんに連絡したら、クリスマスシーズン藍とミラノに旅行するから会おうってなって。
N「やったぁ。トリコリーグとポーランドリーグの事も色々聞ける。楽しみや」
今日はクリスマスイブ。藍と祐希さんと待ち合わせ。だけど有志さんは何処か寂しそう
R「西田さぁ~ん✨」
Y『久しぶり。元気か?』
N「藍~✨ハグしよ~✨」
R「西田さん。ぎゅう。(笑)」
N「藍もぎゅう(笑)」
可愛い戯れをみた後は目的のご飯屋さんへ4人でワイワイ話しながら向かう。途中祐希さんがイタリアの女性に逆ナンパされて、藍が拗ねたなって思ったら僕もイタリアの女性にナンパされて、有志が拗ねる珍事件。
T「あーびっくりした。」
Y『タツノリは初めてか?』
T「今の今までされたことないです」
N「ほんまに?」
T「ほんま。練習所と家の往復でミラノの街歩いた事あんまりないからさ。」
R「祐希さんモテるから。むぅ。」
Y『俺は藍以外目に入ってないよ』
N「ほんまイタリア人みたいやな祐希さん」
R「でしょ?」
とりあえず再会に乾杯な。メニューの注文は祐希さんが全部やってくれてみんなでシャンパンで乾杯。
N「藍。初タイトルおめでとう」
R「ありがとう✨」
Y『タツノリ。銀メダル見せてよ』
T「あ。どうぞ」
R「僕も見たい。頑張ったね」
T「ありがとう」
お互いの近況を話しながら、ご飯を食べたり飲んだりして、時間はあっという間に過ぎる
Y『西田。ちょっとおいで』
N「何ですか?」
Y『何か、悩んでたりしないか?』
N「なんでそれを?」
Y『イヤ。西田が今、ここにいるのはキャプテンシーに行き詰まったからかなって。』
N「……っ。 」
Y『俺は、代表でキャプテンやってるけど、1年目はどうにかなっても、2年目からどうしたらいいんだ?って自問自答ばっかで』
N「…っ。…ひっく。」
Y『実は今も悩みながら代表キャプテンはやってる。西田もチームに戻ればキャプテンだろ?今がメンタル的にヤバイのかなって。』
泣くってことは当たりだな。西田は頑張ってるよ。だけどタツノリにもっと甘えろ。晶大さんに愚痴を話してもいいんだよ。
N「……っはい。」
Y『タツノリや、晶大さんが難しいなら、俺か藍でもいいんだ。誰かに気持ちは吐け』
ま、1番はタツノリにだけど。西田は、カウンセリングは立派だけど自分の首自分で絞めたら駄目だ。ほらタツノリがこっち見てる。
N「タツノリぃ~(泣)」
R「祐希さん。気付いてたの?」
Y『何となくな。タツノリからちょくちょく近況聞いていて。心配になってさ。』
R「そうなんだ。僕は今日西田さんにあってなんかあったのかなって思ったの…っく。」
意外と西田は気持ち隠すの下手だよな。まぁあまのじゃくのせいもあるけど。と話せば、藍もそうだよねって同意して。
Y『西田を思って泣く藍も好きだよ。』
R「祐希さん…っく。」
それから食事を済ませて、クリスマス屋台が並ぶ場所へ行って散策タイム。
Y『後で4人で写真撮ろう』
祐希さんの提案に了承してタツノリと寒いからホットワインを買って2人で分け合う。
T「温まる」
N「初めて飲んだ。うまいな」
クリスマスにちなんだグッズや雑貨を横目に歩く。途中のお店で見つけた四つのキーホルダー。4人でお揃いしたいって考えてたら、
T「Potrei avere questi quattro portachiavi?」
タツノリがイタリア語で店員さんに言えば目の前のキーホルダーが全部取られて、
T「僕から1つ目のクリスマスプレゼント」
そう言って、俺が気に入ったキーホルダーをくれて。それの色ちがいがタツノリ。
N「2人喜ぶかな?」
T「喜ぶよ。有志にはお守りの意味もある」
有志は1人じゃないから。キーホルダーでみんなと繋がってるって思えるんじゃない?
N「泣かさんといてくれ」
T「待ち合わせに戻ろう。」
キーホルダーを藍と祐希さんに渡したら喜んでくれて。藍たちからもお揃いの雑貨をもらって、写真を撮って解散した。
N「今日は幸せな日やった」
T「せやな。祐希さんエスパーだろ」
N「うん。びっくりした」
お互いに寝支度を済ませてベッドの中、抱き合って話す。日本に帰るのは26日。寂しい
N「帰りたいけど帰りたない。寂しい」
初めて気持ちを吐いたら、タツノリは沢山沢山キスしてくれて。俺も帰したくない。マジでイタリアに移籍しない?って涙目で。
N「タツノリ~泣かんといてっく。」
2人で泣きながら抱き合って眠りについた。
翌朝
N「ん。朝?」
凄くよく眠れた。タツノリは先に起きてたから、ウーンと伸びをして左手を見ると薬指に指輪。しばらく見て固まってタツノリを呼ぶ
T「おはよう。僕からのクリスマスプレゼント。大分待たせたよな?……西田有志さん。僕のパートナーになってくれますか?」
指輪とタツノリを交互に見て泣いて涙でグズグズの声でお願いしますと答えたら、タツノリも涙声でありがとうって言ってくれて。
T「ほら。僕もお揃い。祐希さん達の真似じゃないけどチェーンもあるから付けよ」
お互いにチェーンに指輪通してつけあって、抱き合ってベッドに逆戻り。
T「好きやで有志」
N「俺も。タツノリが好き」
それから、タツノリに俺からクリスマスプレゼントと誕生日のプレゼントを纏めて渡して
クリスマスのミラノの街を楽しんで帰国した
西田有志……復活です。
終り
おまけ
yt「西田~お帰り~✨」
A「あ。立ち直った」
N「ご心配かけました」
yt 「あ。タツノリからもらったの?」
N「エヘヘ…プロポーズされた」
チェーンについた指輪を見せる。晶大さんも山智も良かったなって言ってくれて。
A「一番のお守りだな。」
そうです。晶大さんの言葉に返事をして、山智にペッパーよろしく。と言うと何故か山智が泣き出してしばらく大変でした。
終り
コメント
6件

拗ねる2人がかわいらしいです〜。 さすが祐希さん。キャプテン歴長いですもんね。
彼氏組ってイタリアの人達に逆ナンパされるぐらいモテモテなんですね…それでむぅって嫉妬して拗ねる彼女組がとっても可愛いですね!
わぁぁあ!めっちゃ最高です〜😭最後、内緒に西田さんの薬指に指輪を付けて気づいてプロポーズ✨もう最っ高すぎます、それに祐藍とたつにしのWデート!しかもイタリアは本当にセンスありすぎます!祐希さんもキャプテンしてるから西田さんの様子に気づくの本当にすごいなって思いました!西田さんが色々心配してるのとても可愛かったです! 最後復活できて良かったです!あれをお守りに頑張って欲しい!