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三日月ステップ
r-906様
md×rb
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md視点
気づいてない
誰一人
朱の空に
ただ冷ややかに
ビルの隙間に
恋する様に
見惚れてたいの
いなくなってしまう前に
md「一方的に愛を語らしてよ」
rb「うん」
しららかな三日月
md「さあ俺の手を取って」
rb「はい」
md「軽やかにステップを」
「あと少しだけ」
rb「わかった」
rb視点
やっぱり君は頬を膨らますのさ
俺の気も知らずに
rb「さあ俺の手を取って」
md「うん」
rb「鮮やかにステップを」
「夜が来るまで」
md「ん」
NO視点
見つめても
愛しても
その肌は
誰かのもので
目を疑う
カゴの中
売られてたんだ
虫唾が走る
rb「いついつまでも」
md視点
md「片思い」
分かってるのに
md「何故こんなに悔しいの?」
一方的に君を奪われたよ
そんなはずはないのに
いくら呼んだって
答えてはくれないでしょう?
md「誰の声でも」
つまり同様俺のモノではないのさ
嗚呼、
md「粗末はアイロニー」
だから君を思って泣く意味も無いのさ
md「でも嫌ナンダ!」
俺のモノじゃないのに
md「俺ノモノじゃないケド」
md「一方的に愛を語らしてよ!」
rb「いいよ?」
しららかな三日月
俺の手を取って
軽やかにステップを
あと少しだけ
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三日月ステップ
r-906様
md×rd
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終わり
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