テラーノベル
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元貴さんの住む高層マンションの前に着くと、エレベーターに乗り込み、元貴さんの住む最上階のボタンを押す。その指は、震えが止まらなかった。
チャイムを鳴らすと、すぐにドアが開いた。そこに立っていた元貴さんは、テレビで見る完璧な笑顔でも、あの夜の獰猛な獣の顔でもなかった。
彼は、ただただ、呆れたように微笑んでいた。
「ホントに来るんだ。…馬鹿みたいだね、若井くん」
元貴さんの声は、若井を揶揄うように、優しく、それでいて残酷だった。
俺は何も言えず、ただ立ち尽くすことしかできない。元貴さんはそんな俺を家の中へと引き入れ、ドアを閉めた。
「…何されるか分かって来たんだよね?」
元貴さんの瞳が、獲物を見つけた獣のようにギラリと光る。俺は恐怖と、得体の知れない快感に、体を震わせた。
元貴さんは、乱暴に俺の身体をソファへと押し倒す。
「はっ…もとき、さん…」
困惑と恐怖が入り混じった俺の声に、元貴さんは優しく微笑む。
元貴さんは俺の服を脱がせながら、半開きになっているチャックと、緩く締められているベルトに気づいた。
元貴の瞳が、獲物を見つけた獣のようにギラリと光る。
「…ねぇ、若井くん。俺に会う前に、一人で遊んでたの?」
元貴さんの声が、冷たく、そして意地悪に響く。俺はただただ顔を真っ赤にして、恥ずかしさに身を捩った。
「そんなに俺に抱かれたかったんだ?」
元貴さんは俺の身体をゆっくりと撫でながら、言葉の刃で俺の心を抉っていく。
元貴さんの言葉に、何も反論することができない。
元貴さんは、俺を優しくうつ伏せにすると、更に四つん這いにさせた。
「ほら、俺に見せて」
俺は屈辱と羞恥で顔を真っ赤にし、シーツに顔を深く埋めた。
元貴さんは、若井の腰に手を回し、ゆっくりと、若井の穴に指を一本、差し入れた。
「…っ…ぁ…!」
身体が勝手にびくりと跳ねる。
「ああ、ダメだね…」
元貴さんは自分の指を抜くと、冷たい潤滑剤を指につけ、再び俺の中へと指を押し込んできた。
「自分でやっても、上手くできないんだよね?大丈夫、…俺が教えてあげるから」
元貴さんの声が、耳元で甘く囁かれた。
元貴さんはゆっくりと、指を一本、また一本と増やしていく。身体が、痛みと快感に支配されていく。
「ん…っ…ぁ……」
元貴さんの指が、俺の内側を優しく、そして的確に刺激していく。その巧みな手つきで、身体中を駆け巡る快感に、意識が朦朧としていくのを感じていた。
「ひっ…ぁ……ん、んんっ……!」
腰が元貴の指の動きに合わせて、自然と動く。
「…ここが気持ちいいんだね、若井くん」
元貴さんは、俺反応を楽しんでいるかのように、何度も同じ場所を攻め立てた。
俺は元貴の指の動きに身を捩ることしかできなかった。
「っ…ぁ”……ひぃ”っ……!も、…もとき、さ……あ”あ”っ…!!」
元貴の指の動きに耐えきれず、絶頂を迎える。俺の腰がびくんと大きく跳ね、ベッドに汚い跡を残した。
「んっ…ふ、ぁ、…」
荒い息を吐きながら、俺は虚ろな目で宙を見つめる。元貴さんの理性の糸は、ぷつりと切れた。
元貴さんは俺の抵抗がなくなったことを確認すると、自分のベルトを外し、下着と一緒にズボンを下ろした。
「はぁ…っ…」
元貴さんのモノは、まるで俺の中を強く求めているかのように、既に臨戦態勢だった。
肩を掴まれ仰向けにさせられると、元貴さんは潤滑剤もつけずに、そのまま俺の中に押し当てた。
「…っ!…いた、い”…、……っ!」
突然の痛みに、悲鳴のような声を上げてしまう。だが、元貴さんは構わず、俺の内側へと侵入していく。
「っ…!きっ…、つ………」
元貴さんのモノが、俺の奥を強く押し広げていく感覚に身が震えた。
「ぁ”……っ……ぅ”っ……」
痛みに声を詰まらせる。だが、その痛みは俺がずっと求めていた、元貴さんのものだった。
元貴さんは俺の中を強く、激しく、突き上げていく。
「っ…はぁ”……っ、ん”ん”っ……」
「ひっ……!もっ、…もっと…ひっ…」
俺は痛みよりも勝る快感に、自分から腰を振り始めた。
「〜っ!」
元貴さんは理性も何もかもがぶっ飛んだようで、元貴さんのモノが、更に激しく中を掻き混ぜる。
「んっ……あ”っ……!…ぁ、あ”……」
「若井くん……っ、…これが欲しかったんでしょ?」
元貴さんの腰は、容赦なく奥を攻め立てる。
自分の身体が、元貴さんの支配を求めていたという事実が、俺を深く絶望させた。
「っ……ひぁ”……あ”あ”……っ、ちが、ぁ…っ……!」
快感に震える身体。元貴さんに抱かれることでしか、満たされない身体。
俺は元貴の家に来てしまったことを、激しい後悔と共に、ただただ受け入れるしかなかった。
(…もう、どうにでもなればいい…)
俺は頭の中でそう呟いた。
羞恥も、絶望も、もうどうでもよくなっていた。ただただ、目の前の快楽に身を任せる。
元貴さんは、俺を四つん這いにさせると、背後から俺の体を抱きしめた。
そして俺の両腕を掴み、自分の方へと引き寄せる。
「っ…ぁ、…ひっ、あ”っ…!」
元貴さんの硬いものが、俺の内側を激しく突き上げてくる。
「っひ”ぁ、あ゛っ…!…っや、やめ”っ、…………イク…いくっ……!」
俺の口から、情けない悲鳴と喘ぎ声が漏れる。元貴さんの腰の動きは、一切容赦がない。奥まで深く突き刺さり、俺の内側を何度も何度も、熱く、強く、掻き混ぜていく。
「もとき、さ……っぅ”…!きもちぃ、きもち、です…っ」
俺は、自分でも何を言っているのか分からなかった。嫌なのに、こんなにも気持ちいいなんて、おかしい。抗いたいのに、身体が元貴さんを求めてやまない。
「はぁ、……っ、はぁ…〜っ……」
俺の呼吸は乱れ、酸素がうまく取り込めない。頭の中は真っ白になり、視界が歪む。
「もっと鳴いて…若井くん。」
元貴さんの声が、耳元で響く。その声は、甘く、それでいて命令的だった。
「っ、……んん”んぅ゛っ〜〜!……っ!ぁっ、あ、!……ぅや”あっ、あ〜”っ」
俺は、何度も何度もイかされた。身体が痙攣し、意識が遠のきそうになるのに、元貴さんの動きは止まらない。
俺の内側は、もうグチャグチャになっているだろう。
元貴さんに引かれた両腕が、ガクガクと震える。
(…嫌だ…なのに、なんで、こんなに…)
身体の奥から湧き上がる快感は、もはや恐怖すら凌駕していた。
このまま、元貴さんに壊されてしまうのかもしれない。そう思うと、どこか安堵している自分もいた。
元貴さんの、熱い息が、俺の耳元にかかる。
「どう?俺の身体が、若井くんの中をこんなに気持ちよくしてるの。」
元貴さんの声が、若井の羞恥心をさらに煽る。
「もう俺のいない夜には戻れないでしょ?若井くん」
身体はもうとっくに限界を超えているのに、元貴さんの手は止まることを知らない。彼が動くたびに、ベッドがきしむ音がする。俺を突き上げる腰の動きは、獰猛で、それでいてどこか切なさを帯びているように感じた。
「……次の女優さんとのドラマ、ちゃんと抱く演技できるの?」
「もう抱かれる方に慣れちゃったんじゃない?笑」
汗ばんだ耳元で、甘く、それでいて意地悪な声が囁かれる。俺は、その言葉に恥ずかしさで声にならない悲鳴を上げた。
「っ……ぁ、うるさ、い……っ!」
元貴さんは、俺の反発に満足そうに笑う。その笑顔は、とても優しいのに、俺の心の奥底を支配しようとする、底知れぬ独占欲が垣間見えて。
「俺に抱かれないと満足できない身体になってるもんね」
元貴さんの言葉に、返す言葉が無い。彼が言う通りだった。
元貴さんに抱かれ、俺は身体が元貴さんを求めていることを、嫌というほど思い知らされた。
「っ……ひぁ”……あ”あ”……っ、なって、な、あ”ぁ……!」
目から、涙が溢れる。
何故こんなことになってしまったのか、何故この人は、こんなにも俺を支配したがるのか。
元貴さんは、若井の涙を、まるで宝物のように優しく拭った。
「なってないわけないでしょ、だって…」
元貴さんは、若井の喉元に唇を寄せ、囁くように言った。
「君は、俺のモノなんだから」
元貴さんの言葉に、喉がひゅっと音を立てたのが分かった。
元貴さんの、歪んだ愛。
俺はその愛に、どんどん溺れていくしかなかった。
やっと1番最初のシーンに繋がりました😸
コメント
4件
やばいやばいやべーーーーーえっろすぎるだろ
こういう無理やり系(?)大好きなんですけど😆😆😆😆😆😆