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「お前さ、りょうちゃんと同棲したら?」
「…へ?」
ななな、なんて言った?!今
「だーかーら、同棲だよ。どうせい!」
「な、なんで?」
「『なんで?』じゃねえよ笑笑 だってお前ら付き合い始めてから、ろくに会話も出来てねぇじゃんか。」
「うっ……それはそうだけどぉ」
だろ?と言い、若井は同棲のメリットについて話し始めた。
ちょっと話の展開が早すぎて追いついてない。
まぁ 話を聞くくらいならどうってことないから良いんだけどね。
若井が言う同棲のメリットの
1つ目は、スタッフが助かるということ。
ミセスの移動方法は、ほとんどの場合車 為、朝はメンバーそれぞれの家を周って、3人を拾っていく形になっている。
しかし、1つ問題があって、メンバーの中でも特に僕とりょうちゃんの家が離れているため、毎朝2人の家に行くのが大変なのだ。
そして2つ目のメリットは、寝坊を防げるということ。
まぁ、周知の事実だとは思うが大森元貴は寝坊の天才である。時には笑えない様な大事な仕事の場合もあるので早急に手を打たなくてはならない。それに対して、意外にもりょうちゃんは朝が強い方。最高の組み合わせになるというわけだ。
「寝坊の天才ってお前なぁ?💢」
「あながち間違ってないだろ?笑」
「うぐっ…」
「まぁ聞けって、」
んで、3つ目のメリットは仲が深まるということ。
同棲するということは、朝晩を共にするということなので、嫌でも会話をすることになる。そこで仲を深めるという算段なのだという。
でもねぇ〜?
「”仲を深めるために同棲する”とか強行手段すぎんだろ笑笑 そんな馬鹿な事誰がするんd…」
そこまで言って思い出した。
僕は過去に若井とりょうちゃんを強制同居させたことがあるのだ。
今思えばかなりの奇行だか、その時はそれが1番だと思ったし、結果仲は深まったから誰も文句を付ける人は居ない。
まさに、今の僕たちカップルにもぴったりだ。
確かに若井の提案は現実的だし、かなり良い案かもしれないな。若井のこと少し見直したぞ。
そう思っていた矢先、若井から耳を疑うような一言が出た。
「…って訳よ!それで、4つ目が1番大事!(・∀・)ニヤニヤ」
なんだ?若井がニヤニヤしている。嫌な予感が…
「4つ目のメリットは…何?ゴクリ」
「4つ目のメリットはぁ〜、 セックスしやすいからっ♡」