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第3話 激突!お嬢様の野心!
zm「では、改めて説明していきますわ」
「今年の立候補は、彼女含め4名という事で
落選者はほぼ無しということになります わ。
ただ…」
ut「我々2年生は、繰り上がりで役員を務める
為、生徒会長の座を争う人数はここに
プラス2人、我々を含んだ6人となりま
す」
rbr「という事は、一年生が生徒会長になれる
かもしれないんですのね!」
ut「そう言う事になります」
?「燃えまちゅわね!」
ut「これで立候補者の確認と生徒会選挙にお
ける共通認識の説明を終了します」
zm「続いては自己紹介をしていただきます
わ、それでは最初に…貴女」
そう言って遅刻して来た角つき帽の少女が当てられた
?「はーい! 」
sha「あたし、紗尾 蘭って言いまーす!
気軽にシャオとかシャオロンとか呼んで
良いでちゅよ♡」
rbr「媚び売りすぎですわ…」
ci「すごい勢い…」
shp「…」
sha「なんで生徒会長になりたいかって言うの
はぁ〜、なんか〜楽しそうだから?
一回は人の上に立って指示出しとかして
みたいんだよねぇ〜」
rbr「楽しいなんかで務まるものじゃ有りま
せんわ!生徒会を甘く見過ぎよ!」
zm「露穂子さん、落ち着いて?良いことではありませんか!好奇心は膨らみ濃くなるほど野望へと姿を変える…!十分立候補する理由にはなっていますわ!」
ut「それに、一年の内に人の上に立ちたいとは素晴らしい事だと思うわよ」
rbr「キッ…!」
zm「では、次に露穂子さん」
rbr「はい!露穂子・R・桃井と申しますわ!
桃井財閥の次期社長、定期試験は毎回一
位キープ、剣術にも精通していますわ!」
sha「自慢話じゃありません事…?」
ci「や…でも、それなりのスキルがあるって事だから…」
sha「なんでちゅの貴女!あの頭でっかちの話にイライラしないとでも!?」
rbr「うるっさいわねぇ!!お黙りなさい!」
rbr「私が生徒会長に当選した暁には
この学園でもっと厳格で強い兵士を育成
させるカリキュラムを組み直しますわ!」
ut「例えば、どんな?」
rbr「もっと厳しい基礎鍛錬、そして実際の
兵隊が行っている作戦を用いた実戦訓練
を行っていきたいですわ」
zm「素晴らしいですわ…!これまで、
ここまで素晴らしい口約を提示した生徒は
いなかったはずよ!」
ut「えぇ、知能にも申し分ないですし、
尚且つかの有名な桃井財閥の社長令嬢
とは…」
ci「切り札が強すぎやしませんこと…!?」
zm「では次!翔子さん!」
shp「はい、私、檜山翔子と申します
学年順位は第二位、鍛錬科目でも一位を
キープしていますわ。」
「私は…私は、生徒会長には
ci「えっ…?」
ut「それは…本当ですか…?」
shp「はい、今年はただでさえ面子が強い、
ここで無理して落ちるのを悔しがるのも
他の人は見てられないでしょう?」
rbr「どういう事ですの?!」
sha「意味がわかりまちぇんわ」
shp「そっくりそのままですよ。だって…
先輩方に負けるのはまだしも、フリフリ
ピンクやメスガキに負けるなんて
面子丸潰れじゃありませんか」
rbr「何ですって!?貴方誰の御前か、
分かってますの!?」
shp「私は、生徒会長になろうがならまいが
やりたい事はただ一つ、今は言えませんが
他 の方々よりはるかに凄まじい野望を持
っている事は確かですわ」
ut「なんか…今年の一年、強すぎやしません
か?!」
zm「良いですわねぇ!燃えてきましたわ!」
それで良いんだろうか…
って!次は私の番ではありませんか!?
ci「あ…えっと…」
zm「大丈夫?」
ut「無理して大きい事言わなくても良いのよ?」
ci「わっ…私は…!」
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