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アルアイ短編集

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アルアイ短編集

第4話 - 第4話　マシロの除角大(とまではいかないけど一応)作戦

102

2025年07月01日

#Alpha_eyes

#二次創作

#短編集

#番外編

ロザリオぷらんたあ

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ロザリオぷらんたあ

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本日の登場キャラクター

中心人物：マシロ

ケビン

ジャクリーン

マシロ「ジャカロン！大丈夫だよ！いい子だからッ！！」

毒島家。

身体が弱いマシロは戦っていた。

ジャカロン「ヴルルル……」

……自身のクリーチャー、ジャカロンと。

1時間半前……

ケビン「にしてもジャカロン、角長くなったなー」

ジャカロン「ん”ル”っ」

ケビン「えっ今の声何怖っ」

角長くなったなーと言っているが、こうして文章だけ言わせてもらうと、

ケビンの身長くらいある。(※ちなみにケビンは162cm)

マシロ「本当だね、そろそろ除角しなきゃだ。」

ここまでは、「なーんだ、角の長さ以外大したことない話やん」って思う者もいるだろう。

だが、地獄はここからだ。

マシロ「ケヴ、ジャックを別の部屋に連れてって。」

ケビン「おー」

ジャクリーン「えーー！僕もてつだう！！」

ジャクリーンがぐずり出す。

マシロ「ジャック、だめだよ……死ぬよ。」

ケビン「うん死ぬ。」

それでも聞かないジャクリーンを落ち着かせて数分後。

庭。

マシロ「壁は創った。もう逃げられない。ケビンとジャクリーンは避難させた。守るものはない……！」

小声で自分に暗示をかける。

マシロの手元には、右手に除角器(牛用)、左手にクリーチャー用ちゅーるがあった。

そして顔には、デェェェェェンとBGMが流れそうなフェイスペイントが塗っていた。

ジャクリーンがこの場にいたら絶対ギャン泣きしてるだろう。

流石は毒島茉白。色んな意味の狂人しかいない亡帰村家の分家の息子なだけあって頭がおかしい。

マシロ「さぁおいで〜ぇ↑↑！？ジャ〜カロ〜ン！！」

声色的にクソ怪しいな。

ジャカロン「ヴルﾚァッ！ﾇロロrrrr」(※威嚇)

どんな威嚇だ。

マシロ「落ち着いて落ち着いて……」

近づいた。

ジャカロンが頭を振った。

マシロ「…………………………」

角の先が、マシロの頬を掠めた。

マシロ「いい加減切ろっかァァァァァァ！！」

マシロは角を避けながらジャカロンに近づいた。

頭を振る度に角は近づいてくる。

それを避ける。(※除角中です)

除角器がキラリと光る。

そのせいで、ジャカロンを刺激してしまった。

マシロ「うわ！？」

除角器を弾かれ、マシロはジャカロンのクソ長い角の間に挟まるように捕らえられてしまった。

ジャカロン「ヴルルルルルル………………」

マシロ「ジャカロン……」

ジャカロンは角を抜こうとした。

あれっ、抜けない。

深く刺さったようだ。

飛びかかったからか、手足をジタバタしても抜けない。

マシロ「……………………。」

マシロは角から抜け出し、家から椅子とガムテープを持ってきて、ジャクリーンがちょうど椅子に乗ったのでガムテープを巻き付け、弾かれた除角器を拾った。

マシロ「除角ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!」

ジャカロン「びゃあああああああああああああああああ!!!!!」

………………。

マシロ「角を切る理由はね、ストレス軽減と被害を減らすためにあるんだって。」

ジャカロン「プルル」

マシロ「だから、こうなる前に定期的に角削ろうか……」

マシロとジャカロンは、お互いボロボロになりつつ、ポップコーンを食べながら夕日を見た……

豆知識

マシロの能力はあらゆる場所に壁を創る能力。バリアにもなる。