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私は掃除が終わって入口の前で
友達を待っていた
遠くから見える友達の仕草が
面白くて笑っていてそれを
もう一人の友達に見られた
生憎自分はそういう事は
気にしないので何でも良かった
それから少しして友達が来たので
行こうとした時
私はとある人が視界に入った
それは遠くで
にこにこと笑っている
彼が居たのだ
私はその瞬間よく分からなくなり
必死に思考を巡らせていた
何故彼がここに居るのか
きっと話し相手の
友人なのはわかるが
何故なのか
と考えているうちに私は無意識に
彼を目で追っていた
けれど何故か
私の胸に不安が飛び行った
きっと忘れているかもしれない
思い出してくれないかもしれない
見えてないかもしれない
けれど
どこか懐かしくて
少しばかり淋しくなってきて
とても苦しかった
でも久しぶりに顔を見れ
良かったと思えた
しばらく考え事をしてた私は
掃除終わりのチャイムに気付かず
友達が私に声を
かけているのに気付かず
ぼうっと突っ立っていた
待っていた方の友達が
私の前に手を振るとやっと私は
戻って来れた
あの後友達に何故
ぼうっとしてたのと聞かれて
私は少しだけ
恋するオトメになってたかな
と言うと友達に若干冷ややか目で
見られてしまいつい 冗談だよ
と言ってしまった
本当は冗談じゃないけどとかは
言えなかった