ONE N’ ONLY
颯斗×永玖
「」→颯斗
『』→永玖
永玖side
俺は彼氏の颯斗が大好き。
さとりから、大好きで相手から告白された時は現実を受け入れられないくらいに嬉しかった。
でも、今はこうして付き合っている。
ポケェー
今日もイケメンすぎる、、。
正直、メンバーとかSWAGのみんなといる時の颯斗は俺といる時とはまた雰囲気が違う。
近くで見れるSWAGやメンバーのみんなが羨ましい。
俺が一番、颯斗との距離が近いのに。
「なーに?永玖ちゃん」
『うわっ!?』
「そんなに驚く?笑」
『そりゃ驚くだろっ、』
こんなイケメンの顔が近づいたら誰でもびっくりはするだろ、
「さっきから、俺ばっか見てどしたの?」
『別にっ、』
「もう、ほんとツンデレ笑」ナデナデ
「可愛いっ笑」
この笑顔と少しSが入った顔も好き。
「あっ、そうだ」
ガサゴソ
「はい、これ」
『、?なにこれ』
「前、楓弥と出かけた時に永玖が好きそうな指輪見つけたから」
『あ、ありがと』
「どういたしまして」
「、、、。」
一気に空気が静かになる。
それは、俺たちのえっちのする合図と似ている。
「ねぇ、永玖?」
『ん、?どした?』
「今日、めっちゃ考え事してなかった?」
『え、?』
「なに?俺に隠し事?」
そう、言って俺にずいずいと近づいてきた。
ある意味、嫉妬をしているのも隠し事なのかもしれない。
『別にっ、隠し事なんかっ』
「ふぅーん」
「にしては、一段とそわそわしてるでしょ」
颯斗は基本、俺に対して勘が鋭い。
だから隠し事とか悩み事は一発で読み通しされる。
『気のせいじゃないっ、?』
「喋り方も少し変な気がするなー?」
『っ、』
「顔だってまともに見てくれないじゃん」
『それはっ、』
「永玖?なにか俺に言いたいことがあるの?」
「俺に隠し事するなんていい度胸してんね」
「なに?俺に犯されたい?」
俺の目にうつったのは、いつものニコニコの颯斗じゃなくて気の抜かない雄の目をした颯斗。
『別に、隠し事なんかしてないしっ、』
俺はとっさに言ってしまった。
これが、逆の方向に行くことも知らずに。
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