短編集

ruri 学パロ

・ご本人様とは一切関係ありません

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12月 本格的に寒くなってくる月

朝

いつもロウと学校に行ってるんだ

クラスは同じクラスで席前後なんだよ

部活はオレが軽音部に入ってるけどロウは部活入ってない、いわゆる帰宅部

オレの部活が休みの日の放課後は一緒に帰ったりゲームセンターとかで遊んでる

今日は部活が休みだから、ロウと放課後遊ぶんだ

確定ではないけど、あいつ家でいつもゲームばっかしてるから暇でしょ

朝、ご飯食べてる時テレビでめっちゃ寒いってやってたのに

急ぎすぎてマフラーとか手袋とか防寒具持ってくるの忘れた

ロウはいつもあったかいからカイロ代わりにしようと

とか思ってたら、ロウの家に着いた

＼ピンポーン／

” 学校行くよ “

” 今準備してるからちょい待ち “

” 早くして “

” お前急かしすぎ “

ガチャ

「ロウ、おはよう」

『…はよ』

「てか急に寒すぎでしょ。昨日まで秋だったって、、」

くしゅん!!

『風邪引くぞ…ほらマフラー貸してあげるから』

「え、ロウなんでマフラー持ってんの。体温高いからって今まで持ってきたことなかったのに」

『お前のためだよ』

「マジ！神ですやん。さすがオレの彼氏だ」

『褒めても何も出ねーぞ』

「ちぇ、帰りにデート行きたかったのになー」

『それは別で』

「よっしゃー、ここのカフェ行こうよ」

『まあ、いいよ』

『掃除当番俺ないから校門で待っとくわ』

「オッケー」

「はぁ、チョロかったわー」

『なんてイナミクン？』

「遅刻しちゃうなー、急がないと(棒読み)」

『おーい、逃げんなー^^』

放課後 校門

「おまたせ、待った？」

『そんな待ってない』

「めっちゃデートっぽい」

『いや、デートだろ』

「そっか」

『なんだと思ってたんだ』

「遊び」

『それは恋人としてちょっと悲しいな』

「まあまあ、行こうよ。はい」

と手を差し出す

『はいって言われてもなー』

『言葉で言ってくれないとわかんないなー』

「イジワル！！」

「もうわかった言えばいいんでしょ」

「手繋ご」

『よくできました』

おわり