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放課後
寛貴は友人の後藤裕貴の元に向かう
寛貴:裕貴〜
裕貴:お、寛貴か。お疲れ
寛貴:お疲れ〜。帰るぞ〜
裕貴:ちょい待ち〜
寛貴:おう
そして、2人は学校を出る
裕貴:そう言えば、お前のクラス転校生来たんだってな
寛貴:広まるの早いな〜笑
裕貴:めっちゃ可愛いって話題でさ〜
裕貴:俺のクラスではマドンナって言われてるんだよ笑
寛貴:さすがだな笑
裕貴:アイツと話したか?
寛貴:屋上で食ってたら話し掛けられた
裕貴:マジ?
寛貴:うん。いつもここで食べてるの?って
裕貴:あ〜
裕貴:それで言うと最近一緒に弁当食えなくてすまんな
寛貴:いや、それは気にしなくて良いけど…
裕貴:ぶっちゃけどう?
寛貴:まだ緊張してる感じはしたな
裕貴:寛貴、ここはお前が頑張んないと
寛貴:だよな〜…
裕貴:1発目に話し掛けられたんじゃねぇ?
寛貴:そうなんのか…?
寛貴:俺すぐ屋上行ったから分かんねぇけど
裕貴:まあ、頑張れよ
寛貴:お、おう…
翌日
寛貴が教室に入ると…
寛貴:あれ、崎本?
麻衣:寛貴くん…おはよう…
寛貴:おはよ。今日は早いんだな
麻衣:私、いつもこの時間帯に来てるの
寛貴:そうなんだ…
寛貴:神奈川にいた時から変わんないの?
麻衣:うん
寛貴:へぇ〜…。真面目だな〜
麻衣:全然だよ〜…笑
麻衣:(あれ、何だろう…この気持ち…)