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「…?お嬢様、何故らっだぁ”様”のお名前を急に?」pkt
『…へ?らっだぁ様?』
何でぴくとさんがらっだぁを知って…
『…らっだぁを知ってるの!?』
「え、えぇ…」pkt
『今は何処にいるの!?場所は!?』
私はらっだぁがこの世界にいると知って興奮してしまい、思わずぴくとさんの手を掴んでしまった。
「お、お嬢様どうされたのですか?」pkt
「らっだぁ様という言葉を口にしてからおかしいですよ…?」pkt
『いやだって、らっだぁは私の恋人で…』
「恋人、?…よく分かりませんが、馬車がお城に着いたようですので、取り敢えず降りましょう?」pkt
『ぇあ、うん…』
『ここが私の自室…』
前世と比べると比べ物ににならないほどの大きさだ。
流石、何処ぞの令嬢なだけはある。
何かめっちゃ広いお城だったし。
「失礼します。」pkt
「それで…お嬢様、先程らっだぁ様という言葉を聞いてから動揺していたのは何故ですか?」pkt
『ぅえと、その…』
「…別に、無理して言えとは言いませんが。」pkt
『その、これもにわかには信じがたい話なんだけど…』
「今のお嬢様は嘘を吐くような人ではないでしょう?」pkt
「もちろん信じますよ。」pkt
『ほ、本当…?』
「えぇ、もちろんでございます。」pkt
『…あのね、』
私はらっだぁのことについて、ぴくとさんに話した。