霊夢「……で、今に至ると…」
霊夢にこれまであったことを全て話した。
霊夢「これからどうするの?」
ハク「どうするって?」
霊夢「家とかどうするの?、よかったらうちに住む?」
ハク(元の世界の話によると霊夢ってこういう面倒事は嫌いじゃなかったっけ…?)
ハク「いいんですか?」
霊夢「いいけど条件がある」
ハク「条件?」
霊夢「料理、掃除、洗濯みたいな家事は全部ハクがやるっていうのが条件よ」
ハク(話通りの人だった…!)
霊夢「どうするの?家なかったら妖怪に襲われると思うけど…」
ハク「わかりました…その条件で住ませてください……」
そんなこんなで霊夢と博麗神社で住むことになった。
そんなとき
???「霊夢ー!遊びに来たぜー!」
と、元気な声が聞こえてきた。
外に出るといかにも魔法使いっぽい服を着た金髪の少女が立っていた。
???「見ない顔だけど霊夢の友達か?」
どうやら僕に気づいたらしい。
霊夢「こいつの名前はハク、色々あって一緒に住むことになったの」
魔理沙「へー、私は魔理沙ってんだ!よろしくな!」
ハク「よろしくお願いします」
魔理沙「早速だが弾幕ごっこでもしようぜ!」
魔理沙はそう言うと僕の腕を引っ張った。
ハク「えっ?」
ハク(弾幕ごっこってなんだ???)
そう思い霊夢に視線を飛ばすとニヤニヤしながらこちらを見ている。
そんなこんなしているうちに魔理沙が大量の光る球体をだし始めた。
魔理沙「はじめは軽くいくぜ!」
そう言い魔理沙は五つ光る球体を飛ばしてきた。
それを紙一重でかわしていく。
ハク(当たったら絶対やばいよな)
と思っていると
魔理沙「これならどうだ!」
魔理沙はそんなことを言い数もスピードも倍以上にあげてきた。
そしてどんどんスピードが上がり結局避けきれずに直撃して意識を失うのであった…。
しばらくして目が覚めた。
周りを見渡すと意識を失ったのは一瞬だったらしい。
霊夢「えっと…大丈夫?」
ハク「大丈夫…って!なんで止めてくれなかったんだよ!」
霊夢「面白かったから?」
魔理沙「ハクってまさか弾幕ごっこ初めてだったか?」
ハク「うん」
魔理沙「まじか!すまん!」
ハク「大丈夫だよ、それよりさっきの光の球体どうやってだしたんだ?」
魔理沙「あれは弾幕って言って、体の中心にある魔力庫とか霊力庫で魔力や霊力を練って球体にするんだ」
霊夢「魔理沙が良ければなんだけど弾幕のこと教えてあげられないかしら」
魔理沙「霊夢がそんな事言うなんて珍しいな」
霊夢「最低限戦えるようになってほしいからね」
魔理沙「霊夢の頼みならしょうがない、教えてやるか!」
そんなこんなで魔理沙の特訓が始まった。
ちなみになぜ幻想郷に来たのかも説明した。
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