物質的な材料なら、宇宙にはいくらでもあるよ。宇宙はエネルギーと質量に満ちてる。地球はその中の、ほんの小さな天体に過ぎないもの。
でも、材料を他の天体から取ってきたりする動力や造営するための機械、それを動かすエネルギー、3万メートルでは空気がないですから、作業員は作業できないです。それに、資金はどうします?
例えば材料は地球の地上面をあちこちから削って集めてきてもいいし。それなら宇宙船はいらない。この宇宙にもしも時間が無限にあんなら、大きなクレーンなんていらない。小さなシャベルで山を少しずつ作っていっても、宇宙は許すだろう。それが高くなったら、作業員は酸素ボンベをつけるなり、宇宙船から宇宙服を着て作業に出るなり、方法は無限にあるだろうから何らかの方法を見つければいい。
でも、それって全然、現実的じゃないですよね。
よく言った、「現実的」とは。3次元世界に生きてる者の尺度で見れば、無限に時間を使ったり、エネルギーを浪費と思えることにいつまでも使ったりするのは「現実的」、つまり、我々的ではないだろう。でも、宇宙がそれをしちゃいけないとは言ってないよ。
ということは、発想に時間とエネルギーを投資すれば全て発想は、いくらでも現実化する可能性に満ちてるって言いたいんですか。
はっきりしたイメージは実現化しやすいっていう話は、本当かもしれないよ。よくいうではないか。「思えば叶う。でもその『思い』の中には恐れなども入る。希望を持てば希望通りになるし、恐れも同様、そのとおりになる」って。
はたしてそうでしょうか。強くはっきり「大金持ちになりたい」と思っても、なりませんよ。