テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
元貴side
あの後滉斗は黙った
元「ひろと?どうした?」
滉「…ん?なんもないよ?」
元「そう?」
滉「うん」
元「ならいいや」
ス「大森さ~ん」
元「は~い」
滉斗side
元「ひろと?どうした?」
滉「ん?なんもないよ?」
元「そう?」
滉「うん」
元「ならいいや」
ス「大森さ~ん」
元「は~い」
元貴に考えてた事バレるとこだった
でもよくよく考えて見たら最近元貴にくまが増えた気がする
無理をしていないだろうか…
元貴side
元「ケセラセラ今日も唱える♬」
「•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪」
元「ケセラセラ今日も言い聞かせる」
「愛を捨てるほどひまじゃあい」
元「すいません噛みました」
ス「大丈夫ですよ!」
「もう一度とりましょう!」
元「すいません…、!」
なんでだ最近やけに調子が悪い
同じところで噛んでしまう
早く治したい
ス「大森さん大丈夫ですか?」
元「何がですか?」
ス「いえ…いつにも増して調子が悪いので…」
元「大丈夫ですよ、!たぶん…」ボソッ…
ス「でも一応別の日に移しときますね」
元「すいません…」
もっと練習しなきゃだな…
レコ~ディングが終わり家に帰ってきた
1人はどうも寂しい…
元「2人呼ぼうかな…」
一瞬そう考えるが作曲や練習カレンダーを見たらドラマの撮影もあった(ドラマじゃなかったらすいません)
僕に休みがない
1ヶ月
いつもどうり朝起きて練習しようとしたら声が掠れた
元「ぇ…」
「ぁ”んでッ…」
歌えなかったら意味ないよ
しかもドラマの撮影がある
無理やり声を出して行くことにした
身支度を済ませて陽の光を浴びるため家出た
風「もっき~!」
元「その呼び方やめて!」
風「なぁんで可愛いじゃん」
元「嫌だからに決まってんだろ!」
無理やり大声を出したら喉がじんじんと痛み出した
ス「撮影開始します!」
「3、2、1、アクション!」
元「~~~~」
風「鈴木ちゃん遅いよ~」
緊張してたら声が出なくなった
喋ろうとしても出てくるのは息だけ
元「ヒュ-ッヒュ-ッ」
風「?」
元「ヒュ-ッゴホッゲホッ」
「ゲホッゲホッゲホッ」
風「ちょちょ大丈夫?」
元「ヒュ-ッゴホッゴホッ」
咳き込むと同時に俺は床に座り込む
風磨くんが大丈夫?と聞いてくれたでも俺には答える余地がなかった
風「ちょっ息して!」
息…どうやってするんだっけ
元「ゴホッゴホッゲホッヒュ-ッ」
風「俺の真似できる?」
そう聞かれ俺は頷く
風「す~」
元「スッヒュ-ッゴホッゲホッ」
風「は~」
元「ハヒュッヒュ-ッ」
風「す~」
元「す~ゴホッゲホッ」
風「は~」
元「は~ゲホッゲホッ」
風「す~」
元「す~」
風「は~」
元「は~」
風「落ち着いた?」
元「…」コク
落ち着いたか聞かれ僕は頷く
ス「大森さん大丈夫ですか?」
元「…」
風「休憩する?」
元「…」フルフル
僕は首を横に振る
風「でも声出ないでしょ?」
元「…」
風「少しで良いから休憩しよう、ね?」
元「…」コク
風「あっち行こ」
「スタッフさん少し休憩します!」
ス「了解です!」
風「立てる?」
元「…」コク
風「行こ」
トコトコ
休憩するために楽屋に入った
風「ほんとに大丈夫?」
元「…」コク
風「声出ない?」
元「…」コク
風「そっか」
僕は数分休んだら声が出ると思ったんだけど数十分たっても出なかった
元「…」
風「まだ出ない?」
元「…」コク
風「ほんとに大丈夫?帰った方がいいんじゃない?」
元「ゃ…」
弱々しく返事をする
風「でも体調が1番だよ?」
元「ゃ、…」
風「…そっかきつかったら言ってね」
元「…!」コク
next→♡50