rb『』 ru「」
「ん”ん 」
目覚めると見覚えのある部屋にいた
星導の家だ
部屋から出ようとしたが椅子に縛りつけられていて動くことが出来なかった
脱出を試みるも縄がガチガチに縛られているせいで中々脱出できない
しばらくすると扉の向こうから足音が聞こえてきた
扉の先には予想していた通り星導がいた
『あ、起きてたんですね。』
「……」
『なんでそんな不機嫌なんですか』
そう言いながら星導は近ずいてくる
「…お前がこんなことするからだろ」
「なんでこんなことするんだよ」
『小柳君が好きだからにきまってるじゃないですか』
『それ以外に理由なんかいります?』
「は?」
何言ってんだこいつは
俺らは男同士だし…何より同期だぞ?
こいつを早く目覚めさせないと
「なぁ、星導!目覚ませよ!」
「こんなことするなんで絶対間違ってる!」
『…なんで分かってくれないんですか』
『俺はこんなに好きなのに 』
星導の声のトーンが一気に下がって怒っていることが分かる
ググググツ
「あ”ぁッ、!」
急に息が苦しくなったと思えば星導に首を絞められていた
「あぅ”ツ…あガッ」
やばい
息ができない
このままじゃ死ぬ
「かヒューかヒュー」
最初は抵抗する力があったが絞められて行く内に抵抗することもままならなくなってきた
「も…ムリ」
パツ
「ゲホ、ゴホゴホ…ハァ…ハァ」
『小柳君』
星導が頬を両手で包み込むように触ってくる
『小柳君…俺の気持ち分かってくれましたか?』
顔は微笑んでいたが目が全然笑っていなかったのが怖くて思っていないことを言ってしまった
「好き…好きだから!」
『ははは…やっこれで俺のですね♡』
『これこらよろしくお願いしますね』
『小柳君♡』
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