今回は本編になります
前回のあらすじ
ドイツについた世一と冴と凛。
ドイツについた俺達は飛行機での疲れを取るため、俺の家に行って休憩していた。ドイツでは靴を脱がずに家に上がったり浴槽がなかったりするけど、俺は正真正銘の日本育ちの日本人なので日本風の家にしてもらっている
なので冴も凛も不自由なく生活できるだろう
明日はバスタード・ミュンヘンに顔を出しに行く
明日まで練習は休みだが久しぶりにノアとサッカーしたいし二人を紹介しなきゃやならないからな
それにミヒャやアレクとも1ヶ月会ってないだけで寂しく感じるし俺がいない間にどれだけサッカーが上達しているのかも楽しみだ!
でも今日はもう疲れたので寝る
冴と凛が一緒に寝たいと言ったあの日から今までずっと一緒に寝てきた
もう当たり前になっているし、ドイツの冬は寒いから人肌は暖かい
あ…そういやミヒャとアレクとも一緒に寝てたな
二人とも俺の横がいいって言ってたけど冴と凛も増えて4人になるからベッドも
大きいの買っとくか?
ていうか明日会うなら明日家に戻ってくるよな……
初対面で同居って気まずいよな〜…まあなんとかなるか!(考えることを放棄)
取り敢えず今日はもう寝る。二人とも俺の隣ですうすう心地よさそうに寝ているし
俺はもう一度「おやすみ」といい二人の頬に口をつけてから眠った
(ちなみにキスは寝る前と起きた時にして!と二人に言われたのでやっている。)
ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン
「んえぁ、…うるさい…」
ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン
「はーい!わかったから!」
今は午前5時
こんな時間に誰が来るんだ?宅配便とかは頼んでないはずだけど…
まだ眠たい目を起こして玄関に向かう。寝起きなので寝癖とかもついてるだろうけど仕方ない
ガチャ
バッ
「うわっ!?」
なになに急に抱きつい、て、
「世一!帰ってきたなら連絡しろ!」
「そうですよ!僕たちが世一がいない1ヶ月どんな思い出過ごしていたか!」
「え、え、何で知ってるの?言ってなくない?」
俺に抱きついてきたのはミヒャとアレクだった。あれ?こいつら朝弱かったはずなんだけどな?てかなんで知ってる帰ってきたこと
「俺達が世一のことで知らないことがあるとでも?ほくろの位置からくしゃみの数までわかるぞ」
「位置情報共有アプリ入れたでしょ?それでわかったんですよ」
「あ~そういうことね、…くしゃみの数?ん?」
久しぶりの再開なのに少しおかしい言葉が聞こえたな、まあ取り敢えず頭撫でとくか…
ミヒャもアレクも気持ちよさそうに撫でられている
「ん…世一もっ、と…………誰だ?」
「ん?」
ミヒャの目の方向を向くと冴と凛が警戒しながらこちらを覗いていた
「…世一?こいつらは誰だ?」
冴が怪しみながら聞いてくる。
「こいつらは俺の養子なんだ、こっちがミヒャエル・カイザーでそっちがアレクシス・ネスっていうの」
「ミヒャ、アレク。あっちの小豆色の髪の子が冴で深緑の髪の子が凛、二人は兄弟で今は俺の家族なんだ。仲良くしろよ?」
「は、え………浮気か世一!!」
「僕達がいながらよくそんなことできましたね、バカ世一!アホ世一!クズ世一!」
「世一の養子だかなんだか知らないけど文句いうなら帰れよ」
「兄ちゃんの言うとおりだ!世一は俺と兄ちゃんのなんだから帰れ!」
これはやばい。仲良くできるかと思ってたけど…相性最悪じゃない?
「ま、まあまあ4人とも落ち着いて1回話しをki」
「「「「世一は黙ってて!」」」」
前言撤回。こいつら相性いいわ
それからなんとかして家の中に入ってもらい、ココアをだすと4人で1時間程言いあっていたけど決着がついたらしい。よかった
あ、そうだ
「冴と凛は1週間後に小学校入るからな、途中入学だから困ったことがあったらミヒャとアレクに助けてもらえよ。」
「世一、俺は助けないぞ」
「僕もです」
「お前らに助けてもらうほど落ちぶれちゃいねぇよ」
「兄ちゃんの言うとおりだバーカ!」
うぅ〜これは生活していけるかな?喧嘩ばっかになりそうで困る。もっとちゃんと考えとけばよかった…
糸師冴
潔の養子
9歳で小学校4年生
世一が大好き
世一も自分のこと大好きだから今は遠慮とかせず可愛さをフル活用して甘えている
サッカーしてる
糸師凛
潔の養子
7歳で小学校2年生
世一が大好き
冴同様世一が自分のこと大好きなので弟力を発揮して甘えたに育つ
サッカーしてる
ミヒャエル・カイザー
潔の養子
9歳で小学校4年生
世一love
位置情報共有アプリ入れたりなど結構やばい(迷子防止と称して入れた)
サッカーしてる
アレクシス・ネス
9歳で小学校4年生
世一love
料理系男子でよく世一の料理作るの手伝ってる
意外に甘えん坊
サッカーしてる
4人で話し合ったこと
自分たちが結婚できる年齢になるまでに世一が付き合ったり好きな人作ったりしないようにする同盟を組みました
あの人は人たらしなのでモテる!というミヒャとネスの意見により、二人より四人で守ることに
中3までは抜け駆け禁止
高1からはアプローチかけていい
こんな感じ
今回も見てくださりありがとうございました
久しぶりにこっち出しましたね
また小学校でどんな感じかわかるオープンスクールの話も書きたいし、一人一人の世一との絡みとかカイザーとネスが世一と出会ったときのことも書きたい
めっちゃありますね笑
次回もお楽しみに
コメント
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やばい!こんなに面白いノベル初めてかもしれないです!続き待ってます!!頑張って下さい\(*⌒0⌒)♪
あと、めっっっっちや楽しみにしてます!