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聖奈
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𝓐𝓷𝓷𝓪🍒͛͛ 🧡🍫
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「おかえり。」
懐かしの声。懐かしの匂い。
それを感じた俺は、
『あぁ…故郷にかえってきたんだなぁ。』
そう思う。
今年の夏も、
変わらない景色が俺を迎えてくれた。
…ただ一つ、
あの“風鈴”の音を除いて。
窓を開けると、夏がそこにいた。
真っ青な空に、ゆっくりと形を変える入道雲。
風が田んぼを渡るたび、青い稲が波のように揺れていく。
都会では感じられない、此処ならではの心地よい風に、俺はふと身を委ねていた。
カラン。
氷がグラスの中で、小さく音を立てる。
「mf。高校生になってから、全然帰ってこなかったわねぇ。」
麦茶を注ぎながら、おばあちゃんが少し嬉しそうに笑った。
「部活とか…忙しかったし。」
冷えたグラスを受け取ると、氷がまた、パチンと静かになった。
「そうだったねぇ。
もう高校二年生だものねぇ。」
「ついこの前までランドセルを背負っていた気がするのにねぇ。」
おばあちゃんは、懐かしそうに目を細めて笑った。
麦茶を飲み終えた俺は、グラスを縁側に置いた。
生ぬるい風が頬を撫でる。
「…やっぱ田舎って落ち着くな。」
そう呟いた、その時だった。
チリン__。
「…?」
思わず顔を上げる。
今の音は、確かに風鈴だった。
俺は庭を見渡した。
軒下。
縁側。
木の枝。
でも、どこにも風鈴なんて吊るされていない。
「気のせいか…?」
首を傾げた、その時。
「どうしたんだい?」
グラスを片付けに来たおばあちゃんが、不思議そうに俺を見る。
「いや…今、風鈴の音が聞こえた気がして。」
「風鈴?」
おばあちゃんは少しだけ目を細めると、縁側の柱へそっと手を添えた。
「風鈴はねぇ。」
風が吹く。
木の葉がさわさわと揺れる。
「大切な思い出を閉じ込める器なんだよ。」
「…思い出?」
「昔から、この辺りじゃそう言われてるのさ。」
おばあちゃんはそれ以上何も言わず、小さく笑って家の中へ戻って行った。
一人になった縁側で、俺はもう一度耳を澄ませた。
聞こえるのは、蝉の声だけ。
さっきの音は、やっぱり気のせいだったのかもしれない。
「…暇だな。」
スマホを開く。
通知は何件か来ている。
返信する気にはなれなかった。
都会では、いつも誰かが近くにいた。
なのに、この町では時間だけがゆっくり流れている。
手持ち無沙汰になって、なんとなく立ち上がる。
庭へ降りる。
向日葵が風に揺れている。
畑では、おばあちゃんが野菜に水をやっていた。
「散歩でもしてくる。」
「ああ、行ってらっしゃい。」
おばあちゃんは振り返らなかった。
まるで、その言葉を待っていたみたいに。
覚えている道を、ゆっくり歩く。
駄菓子屋。
小さな橋。
子どもの頃によく遊んだ公園。
懐かしい景色を眺めながら歩いていると、
気づけば見覚えのある石段の前で立ち止まっていた。
「…あれ。」
「なんで俺、ここに…」
子どもの頃、おばあちゃんに何度も連れてきてもらった神社。
沢山の風鈴が吊るされていて、
石段の脇には、少し色褪せた木の社号標が立っている。
『風守神社』
懐かしい名前に、小さく笑みがこぼれた。
「まだ、あったんだ。」
その瞬間。
チリン__。
風が吹いた。
風鈴は沢山あるはずなのに、
たった一つだけ、
静かに音を鳴らした。
俺はその音を探して、神社に視線を向ける。
すると鳥居の下にはーー
狐耳の男の子が立っていた。
「誰…、?どうしてここに…?」
男の子は、まるで最初からそこにいたみたいに微笑んで、
「風が吹いたから。」
そう言った。
「…は?」
一瞬頭が真っ白になる。
「えっ、意味わかんないんだけど…」
「わからなくていいよ。」
男の子はふっと笑って、俺の横を通り過ぎる。
「おい、待てって、!」
俺は半分呆れながらその子を追いかけた。
だけどいつの間にか、俺はその子を見失ってしまった。
「変な人だったな…」
「あら、遅かったわねぇ。」
おばあちゃんは夕飯を手際よく並べながら、そう言った。
「神社に行ってた」
額に溜まった汗を袖で拭い、準備を手伝う。
「そうかい。」
おばあちゃんは少し笑った。
次の日。
「散歩行ってくる。」
「また神社かい?」
「えっ、?」
「いや、別に…暇だから散歩しようと」
「そうかい。」
「行ってらっしゃい。」
別に神社には行くつもりはない。
ただ、田舎の土の匂いや、草の匂いが心地良い。
それだけの理由だった。
特に宛もなく、ただ風を感じながら歩いていた。
その時、
チリン__。
また、あの音が鳴った。
同時に、昨日の事を思い出す。
『風が吹いたから。』
「意味わかんね…笑」
「彼奴…今日いるかな」
気がついたら俺は、また神社に足を運んでいた。
チリン__。
「また聞こえた…」
俺は辺りを見渡す。
だけど、どの風鈴の音か、わからない。
「今日も来たの?」
声をかけられた。
「あっ…昨日の、」
「別に…散歩に来ただけ。」
「ふ〜ん…」
「ねぇ、何か探してる?」
その子は、顔を覗き込んで聞いてくる。
「…なんか、昨日からずっと風鈴の音が聞こえて。」
「う〜ん、じゃあっ!」
「探してみるっ?」
「え、?」
急な提案に、俺は少し驚いた。
神社には何百個も風鈴があるっていうのに。
「さっ探すよ~!」
チリンチリン__。
「これ?」
狐耳をピンと立てて君が聞く。
「ん~なんか違う、」
リン__。
「これじゃない!?」
「え~なんか違うんだよなぁ。」
「そっか~君、違うんだって」
君は風鈴に話しかける。
「…というか、どの風鈴とかわかるの?」
ふと、聞いてみた。
「全部違う音だからね。」
「ふ~ん」
「結局…見つからなかったね。」
俺は少し残念そうにそう言った。
それを見てなのか、君は少し笑う。
「ははっ笑」
「俺は見つけたよ。」
「えっ…?」
「…なんでもないっ!」
「ちょ、おい!教えろってっ!!」
「やだね~♪」
「帰ってたのね。」
「うん。」
「あら、?何かいい事あった?」
「えっ…」
俺は相当顔に出ていたらしい。
「神社で…知り合った奴がいて」
「そうかい。」
おばあちゃんはそう微笑むと、それ以上は聞いてこなかった。
次の日。
「あ、やっぱり来た笑」
君は当然のようにここにいる。
「だから散歩だって言ってんじゃん。」
「へ~?笑」
「笑うな、⸝⸝」
「そういえば、さ…」
「君、名前何?」
「俺~?」
「俺の名前はdq。 」
「dq…じゃあdnだ!!」
「dn…笑」
dnが嬉しそうに笑う。
「君は…?」
「俺はmf。」
「そっか…mf裙か!」
「何だか君らしいね。」
「俺らしいって何だよ笑」
別の日。
「今日は俺が神社を案内してあげるよっ!」
「ありがと笑」
裏山
小川
大きな御神木
誰も知らないベンチ
たくさんの場所をまわる。
「mf裙~転ばないでよ?」
「俺子供じゃない!」
「ってわぁっ、!!」
「言ったじゃん笑」
「…//」
「ほら。」
差し出された手を掴む。
dnは軽く笑って、そのまま俺を引き上げた。
「…ありがと、/」
返事が少しだけ遅れてしまった。
「行くよっ!」
俺の手を引っ張って歩き出す。
理由は分からない。
だけど、
この手を離したくない
そう思った。
また別の日。
「このトマト、神主さんに届けておくれ。」
そう言って、おばあちゃんから10個ほど真っ赤なトマトを渡された。
手に取ると、太陽を浴びて育った温もりがほんのり残っている。
「いくつか、食べてもいいからね。」
「あ、神主さん。」
「おや、どうしたんだい?」
「これ、うちのおばあちゃんからです。」
「おぉ。ありがとね。」
帰ろうとすると君があらわれた。
「ねーっ!来たなら言ってよ!!」
「ごめんごめん笑」
「それ何~?」
俺の手にある2つのトマトを指さして言う。
「あ~うちで採ったやつ。」
「…一緒に食べる?」
「うんっ!!」
「俺のために、残しててくれたの?笑」
「別に、!気づいたら2個手に持ってただけ」
「ふーん?笑」
君とそう言い合いながら食べたトマトは、
今まで食べて中で1番
甘かった。
翌日。
目を覚ますと、窓の外から静かな雨音が聞こえてきた。
屋根を叩く音。
軒先から滴る雫。
いつもなら賑やかな蝉の声も、今日は雨の向こうで小さく息を潜めている。
「雨か…。」
「今日は暇だな。」
本を読むことにした。
ページをめくる。
…頭に入ってこない。
スマホを開く。
…特に見るものもない。
ベッドに寝転ぶ。
…五分もしないうちに起き上がる。
「何してんだ…俺。」
窓ガラスを伝う雨粒をぼんやり眺める。
この雨じゃ、神社まで行っても誰もいないだろう。
…いや。
彼奴は、いるんだろうか。
別に、会いたいわけじゃない。
ただ。
雨の日は何をしているのか、少し気になっただけだ。
「気になるかい?」
俺を見ておばあちゃんがそう言った。
「何が、?」
「雨だよ。」
あっ…雨のことか、
俺は少し、ほっとした。
夜。
布団へ入る。
雨音は、まだ止まない。
天井を見つめながら、今日一日を思い返す。
思い浮かぶのは、おばあちゃんでも、宿題でもない。
『風が吹いたから。』
あの時の笑顔。
「…変なやつ。」
小さく笑う。
その笑顔を思い出した瞬間、
少しだけ胸が締め付けられた。
その感覚に名前なんて付けられなかった。
ただ、
明日は晴れるといいな。
そう思った。
次の日。
「今日は晴れてよかったわねぇ。」
「…うん。」
「今日も神社に行くのかい?」
「…うん。」
「今日は祭りがあるんだよ。」
「浴衣、着なさいな。」
「えっ…そんなのいいよ、」
「ほ~ら、遠慮しないで」
「ちょ、おばあちゃん、!⸝⸝」
「…浴衣、?」
「きょ、今日、祭り…らしくて、⸝⸝」
「…似合ってる、//」
「dn、!?いいよそんなの…///」
「いいなぁ俺も着てみたいっ」
「じゃあ着せてやる。」
「え、?」
dnは少し目を丸くする。
「祭り、一緒に行こ…。」
「…!うんっ!!」
「ちょっと待ってて!」
「おばあちゃん!!」
「浴衣…ある、?」
「あるわ。」
「楽しんでらっしゃい。」
「ありがとっ!」
「dn…!」
「mf裙…!?」
「これ…!」
「着てさ、一緒に…行こっ、?⸝⸝」
「うんっ!!」
夕焼けが少しずつ群青色へ変わっていく。
提灯に灯りがともり始める。
子どもたちの笑い声。
綿あめの甘い匂い。
遠くから聞こえる太鼓の音。
「夏だね。」
そう呟く。
dnは静かに笑って、
「うん。」
とだけ答えた。
dnが思い出したかのように口を開く。
「そういえばさ、昨日…何で来なかったの。」
予想もしてなかった質問に俺は少し驚いた。
「雨だったし…」
言い訳を探すように、言葉を重ねた。
dnは少し笑った。
「俺、待ってたのに。」
そう言われて、俺は言葉が出なかった。
「あぁっ!!」
dnが突然叫ぶ。
「えっ、何!?笑」
「狐のお面っ!!」
キラキラした顔で指を指す。
「…欲しい?」
「いや…えっとぉ~」
「買うよ。絶対似合う。」
「mf裙、!?いいの、?」
「はい。」
dnの頭にお面をつける。
「あ、ありがと…//」
「mf裙も同じのつけよーよっ!」
「えぇっ、?」
dnの押しに負けてしまった。
二人とも頭にはお揃いの狐のお 面をつけている。
「次あっち行こーよーっ!」
でも楽しそうなdnを見るとそれだけで胸がいっぱいで、
嬉しくて、
ずっとこの時間が続けばいいのに
そう思ってしまうんだ。
そろそろ花火の時間じゃない?
えっ行こー!
そんな声が聞こえ始めた。
同時に、
「mf裙…!こっち来て!!」
少し離れた丘の上。
町が一望できる、神社から少し離れた場所。
「ここ、花火が一番綺麗に見えるんだっ!」
dnがそう言って、草むらに腰を下ろした。
俺もその隣へ座る。
夏の夜風が、少しだけ火照った頬を撫でていく。
「もうすぐ始まるね。」
「うん。」
遠くで子どもたちの笑い声が聞こえる。
屋台の灯りが目に入る。
ヒグラシから虫の声へ変わる音を感じる。
そしてーー
ドン。
夜空に、大輪の花が咲いた。
赤。
青。
金色。
夜空いっぱいに広がる光へ、思わず息をのんだ。
ふと、隣を見る。
花火の光がdnの横顔を照らす。
その瞳に、夜空が映っていた。
一つ花火が咲くたび、その横顔が少しずつ色を変えていく。
その横顔から目を離せなかった。
「…綺麗だな」
俺は、そう呟いた。
ドン。
ドン。
ドン。
…あれ。
周りを見ると、皆花火を見ている。
俺だけが、
花火じゃなくて、
隣にいるdnを見ていた。
…なんで。
dnが笑ってる。
その笑顔を見るだけで
胸の奥が、ぎゅっと締め付けられる。
苦しい。
なのに、目を逸らせない。
ドォォォン。
花火が夜空に咲く。
周りから歓声があがる。
あぁ。
会えない日は、あんなに長く感じた。
笑ってくれるだけで嬉しかった。
明日も会えたらいいと思った。
気付けば、
今日も隣にいた。
…そっか。
俺。
dnが好きなんだ。
その瞬間。
夜空いっぱいに、今年一番大きな花火が咲いた。
色とりどりの光が降り注ぐ。
その音にかき消されるように、
誰にも聞こえない小さな想いが、胸の中でそっと形になった。
「mf裙、?どうしたの?」
「…!なんでもない。笑」
笑って誤魔化した。
でも。
夜空の花火は、もうほとんど目に入らなかった。
花火が終わり、皆が帰路についていた。
俺達も並んで歩く。
もう夜。
俺は“好き”に気づいたばかりで、
この気持ちのやり場を知らない。
「mf裙…!今日、楽しかったね!!」
「うん。」
沈黙が広がる。
でも俺には、
その時間さえもが
心地よかった。
翌日。
「dn~!来たよ~!!」
チリン__。
「mf裙!待ってたよ。」
いつも通り挨拶を交わす。
でも。
「あれ…風鈴、昨日より少なくない?」
俺は違和感を覚えた。
「…片付け始めてる」
「祭りも…終わったからね」
dnが寂しそうに下を向く。
「…全部なくなるの?」
dnが空を見る。
「夏が終わるから。」
「夏が終わったらさ、!」
「dnは…」
「どうなるの?」
dnは少し笑った。
「その時になったら教える。笑」
その後数日。
俺達はいつも通り
一緒にラムネを飲んだり、
神社を散歩したり、
木陰で昼寝したり、
他愛のない会話をして、
毎日を過ごした。
気持ちに気づいてからの毎日はより楽しくて。
一日一日過ぎるのがとてもはやかった。
気づけば夏休みももう終わる。
俺はもう、明日には、元いた場所に帰らなければならなかった。
「後…一日か」
口に出してしまった。
「…また、来ればいいよ。笑」
dnは笑ってくれた。
でも。
その笑顔は今まで俺が見た中で一番、
寂しかった。
気付けば、今日は帰る日。
俺は荷造りを終わらせて、
玄関で靴を履いていた。
「ねぇ。」
おばあちゃんが声をかける。
「ん?」
「この夏は、楽しかったかい?」
「…うん笑」
おばあちゃんは優しく頷いて、
「なら。」
「ちゃんと伝えておいで。」
そう言った。
「俺…、!行ってくる、!!」
「行ってらっしゃい。」
初めて聞いた風鈴の音。
「風が吹いたから。」
一緒に食べたトマト。
雨の日。
夏祭り。
花火。
どれも、昨日のことみたいに思い出せる。
たった数日だったはずなのに。
こんなにも大切になっていた。
神社の石段を登る。
一段、一段を、踏みしめて。
一段登るたびに、心臓がうるさくなる。
「好き」
そのたった二文字が、こんなにも遠い。
逃げようと思えば逃げられる。
「また来年。」
そう笑えば、それで終わる。
でも――
今日しかない。
「mf裙…?」
今日もここに、君はいた。
「俺さ、!」
「えっと…」
「そのっ…」
dnは優しく笑う。
「うん笑」
「…好き」
dnは少し驚いて、
それから。
今迄で一番優しく笑って。
「俺も。」
そう言った。
その直後ーー。
dnが寂しそうに空を見た。
「でも。」
「来年は。」
「君にはもう聞こえないよ。」
「…え、?」
「mf裙、俺はね。」
「“風鈴の音”なんだ。」
「夏の風が、音になるときだけ」
「俺はここにいられる。」
「だから秋になると、俺は消える。」
「嘘…、やだよッ、!」
「でもね。」
「風鈴は消えない。」
「誰かが夏を思い出す限り。」
「mf裙。」
「君との夏は」
「すごく…楽しかったよっ!」
チリン__。
風が吹いた。
dnは…今までずっと隣にいた君は…
その音と同時に、
消えてしまった。
「…待って、」
思わず手を伸ばした。
指先は、何も掴めない。
残ったのは、さっきまでそこにいた温もりが、
もうないという事実だけだった。
秋。
俺は、dnの事を忘れられずに、
また、風守神社に来ていた。
だけど。
風鈴は、一つ残らず外されていた。
「dn…dn、!」
俺は、その場で泣き崩れた。
その時。
チリン__。
俺は振り返った。
でも、誰もいない。
なのに、
君の笑い声が、聞こえた気がした。
「君…トマトくれた、男の子だよね?」
「…神主さん、?」
「これ、あげるよ。」
「えっ、?」
「この子、君に懐いてたから。」
「風鈴にはね。」
「一つ一つ、思い出が宿るんだ。」
翌年の夏。
俺は、
狐のお面の横に、風鈴を飾った。
窓を開ける。
風が吹く。
チリン__。
聞き慣れた声が、風に乗って届いた。
「ただいま。」
コメント
32件
待って見るの遅れすぎた、、 書くのうますぎ、、!!!めっちゃ感動した😭
シチュがいい、お話もいい、最高すぎるなんか泣けてくる(いい意味で)良すぎた
腐も感動系も書けるってどういうこと…!? すごい感動した………! 風鈴が2人の想いを繋いでくれるのいい…!!!((←語彙力皆無