ー8ヶ月目ー
「予定日とうとう明日だね、」
「いっぱい迷惑かけてごめんね、」
「良いんだよ。迷惑なんかじゃない」
「やっと会えるのかぁ、楽しみだなぁ」
そう微笑む涼架の顔はとても強く見えた
「そうだね、、」
「どうしたの、?笑」
「、、、大好きだよ。」
「な、何今更笑、」
「改めて言いたかった、」
「うん、」
「う”っ」
「涼架大丈夫?、」
「お腹痛い”、いたい”い”たいっ、」
「陣痛のペース近くなってきたね、」
苦しむ涼架を見てほんとに心が痛くなる
自分が変わる事が出来ればいいのに
「う”ぁ”っ、ーーーー」
「ナースコール押したから、深呼吸して、」
「すー、はっー、う”、」
俺は背中をさすることしか出来ない。
「だめかっ、」
「若井さん入りますね〜。」
そう言って看護師さんが来た
「はいっ、」
「ちょっと見ますね〜。涼架さん足広げますよ〜。」
「はい”っ、」
「子宮口が8cm、今から分娩室に移動します。」
「はい、?、」
「とても早いですね。。お父さんは立ち会いですよね?」
「ぁ、はい、」
「では、着いてきてください。」
「ーーさんーーさん連絡取れますか」
見るからにベテランそうな看護師さんはそう胸元のマイクを使って連絡をとって涼架と俺は分娩室に連れていかれた
「い”ったぁ”ッ泣」
「涼架。手握って」
「ん”っ、」(握
「頑張れっーー、頑張れっ、」
「ふっ、あ”ーーーー、」
「タイミング合わせて行きますよー。」
「ひっ、”ひっ、、ふーーッ、」
「上手上手ーー。頭見えてるよ〜。」
「う”ぁぁ、」
「もう出るよー!」
「は”ぃッ、」
「おぎゃぁッ、おぎゃぁッ、泣」
「ぁっ、泣」
「おめでとう。元気な男の子だよ〜。」
「よか、、たっ”泣」
「涼架ぁッ、ありがとう。ありがとう泣」
「なんで滉斗くんが泣くのよッー、泣笑」
「わぁ、ちっちゃいっ、」
「でも、これがお腹の中に入ってたんだかなぁ」
「ほんとに、ほんとうにパパとママの所に産まれてきてくれてありがとう。」
コメント
3件
感動して泣きそうです めっちゃ嬉しいし幸せ! ありがとうございます!
二人の間に産まれた赤ちゃんは美形に違いない!🤩
こっちとしてもうれしいですぅ